2017年のデビューから7周年を迎えるTHE RAMPAGEが、2月14日に初のベストアルバム『16SOUL』『16PRAY』を2作同時リリースする。ダンサブルなアップナンバーを収録した『16SOUL』、ミディアム&バラードナンバーの『16PRAY』、いずれもファン投票で選ばれた人気上位16曲に、新曲であるリード曲を加えた17曲入りだ。ボーカルとパフォーマーが棲み分けされた所属事務所LDHの先輩EXILEのスタイルを継承するTHE RAMPAGEは、3ボーカル+13パフォーマーで構成されている大所帯で、吉野北人はボーカルの1人。俳優としても映画やドラマに出演して実績を積んできた。そんな彼に、初のベストアルバムへの思い、この7年間に味わった失意と成長、8年目に向かうグループの覚悟を聞いた。




デビュー以来、初めてのベストアルバムです。ここまで自分たちがやってきた活動の道のり、多くの経験、ファンのみなさんとの思い出がすべてが詰まっている。意味のある作品になったと思っています。
 
 収録曲はファンのみなさんからの投票で決めました。そのなかで、デビューする前から歌ってきた『GO ON THE RAMPAGE』を選んでいただいたことは、自分たちとしてもすごくうれしかったですね。昔から歌い続けている楽曲を色あせないものとして愛してくださるからこそ、自分たちは今こうしてステージに立てているんだなと、改めて感じられて。



ライブでやると盛り上がる曲がたくさんランクインしていたので、自分がイメージした人気曲と大きな違いはありませんでしたが、意外なものもありましたね。例えば、23年に出した『BIONIC』。全編英語詞でとても洋楽っぽくて、ランペイジらしくイケイケな楽曲で、そういうものもランクインしていたので、ファンのみなさんが求めている曲をさらに理解できた気がします。
 
大きかった「ファーストテイク」
 
 アップベスト『16SOUL』には、力強いヒップホップナンバーなどライブの定番曲が並ぶ。ミディアム&バラードベスト『16PRAY』には、6年を経て今回初めてミュージックビデオを撮ることになった人気曲『Can’t Say Goodbye』や、22年に「THE FIRST TAKE」で歌って話題になった『MY PRAYER』『Starlight』も収録した。


『Can’t Say Goodbye』はバラードではあるんですけど、楽曲の世界観が暗くなくポップな感じで、今まで自分たちが聴いてきたいろいろなバラード曲にないようなテイスト。自分たちもこの曲はとても気に入っていて、ランペイジ流のバラードになっていると感じています。
 
 『MY PRAYER』と『Starlight』は、ボーカルを生かしてグループのカラーを伝えることができる楽曲。それを「THE FIRST TAKE」で歌わせていただきました。本当に一発録りだったので緊張感はありましたけど、だからこそ実力が出るので、そういうことも楽しんでやれた部分もあって。うまくいってもいかなくても、それが今の実力だなって受け入れながら、楽しく歌わせてもらいました。

その結果は、自分たちが思っていた以上に反響が大きかったです。ファンではなかった方々にも広く届いて評価していただき、自信につながりました。コメント欄を見ていても、ランペイジって強めのサウンドだし、あんまり歌や曲そのものを聴いてこなかったという方が、この機会に改めて歌を聴いて評価してくださって。YouTubeでの再生回数もすごく伸びていったので、メンバーみんなで興奮してましたね。
 


 『16PRAY』には壮大なバラードの新曲『STARRY LOVE』も収録しています。最初に英詞のデモを聴いたときはオシャレだなと思いました。谷中(敦)さんに書いていただいた歌詞も今まで表現してこなかったような知的かつ新鮮な内容で、新しいランペイジを引き出してくれています。24年はチームとしてもっと上を目指さないといけないので、攻めた楽曲を提示してヒットを出せるよう頑張らなきゃと思ってます。





THE RAMPAGEがデビュー7年で初のベストアルバムを2月14日に2作同時発売。左は、『100degrees』『Summer Riot~熱帯夜~』などアップ曲を収録した『16SOUL』。右は、『Can't Say Goodbye』をはじめミッド&バラードの人気曲を収録した『16PRAY』。いずれもファン投票で収録曲を決定した。形態はLIVE盤、MV盤、CD盤など多様
 
僕らにしかできない表現で食らいついていきたい
 
 結成から10年、デビューから7年。ベストアルバム収録曲の思い出と共に振り返ってみれば、デビュー当初に思い描いていた未来予想図は、だいぶ違うものになった。
 
 自分がイメージしていたなかでは、正直、もっと早い段階でドームツアーが実現できるのではと思っていました。コロナ禍になる直前までアリーナを回って、すごく勢いに乗っていて、みんなが「ランペイジはいよいよここからだね」って思ったところで、コロナ禍になってすべてが止まった。そのせいにするわけではないですけど、思い描いていたものには手が届かず、いったん振り出しに戻った感覚です。

危機感はありますよ。いろんなグループが出てきているなかで、僕らは16人の大所帯で異色。今はメンバーみんなが歌って踊るグループが主流で数も増えてきていて、実際にそういう人たちのほうが勢いに乗って目立っていると思うので。でもだからこそ、僕ら16人でしか表現できないことがあると思うし、その表現方法で食らいついていきたいんですね。
 
 コロナ禍でライブツアーができない間も、メンバーは個々に成長しようと努力していたので、チームが1つになったときの見せ方や表現の幅が広がったと思いますし、1人ひとりの考え方もしっかりしたものになったと僕は思っていて。言葉をかけずとも相手が思っていることが分かったり、意思疎通できるようになっているのは感じますね。
 


21年のツアー「REBOOT」は主に、アリーナを回っていたのですが、そのなかで単独東京ドーム公演を2日間やらせていただきました。正直、その時点では、自分たちはまだスキルや熱量が足りていなくて、アリーナ規模でしか見せる力がついていなかったなという反省点がありました。でも、今ならしっかりとドームでの見せ方をイメージできる。一度そのステージに立っているからこそ、“16人”をもっと生かせるし、もっと見せる力がついている確信があるので、早くやりたいですね。


自分たちはライブが強みですし、13人いるパフォーマーもそれぞれのスタイルがあるので、曲ごとにいろんな見せ方ができる。1個1個の個性が集まるとそれがすごいエネルギーになっていて、年々パワフルなライブになっていると思う。そういった意味では、パフォーマー13人という、数の強さを今改めて感じています。
 
映画を入口にアジアで認知上昇中


ドームツアーを目指すと同時に、23年から積極的にタイや韓国など海外に赴き、ファンミーティングを開催したり、音楽フェスやイベントに出演している。現地での人気上昇のきっかけは、吉野を含めたメンバー数人が出演した映画『HiGH&LOW THE WORST』シリーズの影響が大きかったという。最新作『HiGH&LOW THE WORST X』(22年)には吉野のほかに、ボーカルの川村壱馬、パフォーマーの陣、藤原樹、長谷川慎がランペイジから、同じEXILE TRIBEのFANTASTICSからも3人が出演。同作はインドネシアの映画館135館で上映されるなど、日本映画としては久々のスマッシュヒットを記録した。23年9月からは、Netflixで映画『HiGH&LOW』シリーズ7作品が世界62の国と地域に向けて配信されている。


ありがたいことにタイや韓国で、イベントや音楽フェスに出演させていただいています。自分たちを応援してくれている海外の方に現地でお会いできるのって、新たなモチベーションになっていて。
 
 海外のみなさんは、日本語ができなくても、日本語の歌詞を大きな声で一緒に歌ってくれます。自分たちの楽曲や歌が本当に好きなんだなって素直にうれしく思いましたね。ランペイジの音楽が海外でもちゃんと聴かれていて、その歌をとても好きになってくれたと分かって、それも自信につながりました。ランペイジの音楽を好きでいてくれている海外と日本のファンのみなさんに向けて、期待に応えられるような楽曲をもっと制作していきたいと思いました。


映画『HiGH&LOW』の影響力というのは、予想以上にすごかったです。日本だけじゃなくて海外でも、上映の後に配信されて反響があって、それがランペイジへの入り口になっている。だからこそ、タイに行ったときも歓迎して受け入れてもらえましたし、韓国でも映画を入り口として知ってもらえた側面は大きかったですね。
 
 チームとしての活動だけでなく、役者などの個人活動でも知っていただけていると感じたので、もっとやっていきたいと思いました。ソロ活動でも何が支持されるか、正直分からないので(笑)。
 
 そういう意味で24年は個人活動が増える年になるんじゃないかと思っています。スケジュール的には大変なこともありますけど、自分にもチームにも、返ってくるもののほうが大きいので。それに、大変な時間ってそんなにずっと長く続くわけじゃないと思うので、大変なときを大事に、楽しんで頑張ろうっていう(笑)。もっと売れるために、もっと忙しくなりたいですね。



ドームツアーまであと一歩のところでコロナ禍に悔しさを経験したが、その間に劇場で上映され、家庭に配信された映画が日本やアジアのファンを増やしてくれていた。デビュー当時に描いていた未来予想図が現実のものとなるのは、きっともうすぐだ。
 
 グループの活動の幅が広がっていると実感している今だからこそ、ギアを上げていかないと。さらに良い曲を作ってヒット曲を出して、ドームに堂々と立てる国民的アーティストになる。その目標に向けて頑張っていくしかないと思っています。



THE RAMPAGE・吉野北人インタビュー 8年目の確信と焦燥

2017年のデビューから7周年を迎えるTHE RAMPAGEが、2月14日に初のベストアルバム『16SOUL』『16PRAY』を2作同時リリースする。ダンサブルなアップナンバーを収録した『16SOUL』、ミディアム&バラードナンバーの『16PRAY』、いずれもファン投票で選ばれた人気上位16曲に、新曲であるリード曲を加えた17曲入りだ。ボーカルとパフォーマーが棲み分けされた所属事務所LDHの先輩EXILEのスタイルを継承するTHE RAMPAGEは、3ボーカル+13パフォーマーで構成されている大所帯で、吉野北人はボーカルの1人。俳優としても映画やドラマに出演して実績を積んできた。そんな彼に、初のベストアルバムへの思い、この7年間に味わった失意と成長、8年目に向かうグループの覚悟を聞いた。
 

よしの・ほくと 1997年3月6日生まれ、宮崎県出身。2017年、THE RAMPAGEのボーカルとしてメジャーデビュー。18年にドラマ『PRINCE OF LEGEND』で俳優デビュー。主な出演作は映画『HiGH&LOW』シリーズ(19年、22年)、ドラマ『魔法のリノベ』(22年フジ系)、『スタンドUPスタート』(23年フジ系)、映画『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』(23年)他
 

デビュー以来、初めてのベストアルバムです。ここまで自分たちがやってきた活動の道のり、多くの経験、ファンのみなさんとの思い出がすべてが詰まっている。意味のある作品になったと思っています。
 
 収録曲はファンのみなさんからの投票で決めました。そのなかで、デビューする前から歌ってきた『GO ON THE RAMPAGE』を選んでいただいたことは、自分たちとしてもすごくうれしかったですね。昔から歌い続けている楽曲を色あせないものとして愛してくださるからこそ、自分たちは今こうしてステージに立てているんだなと、改めて感じられて。
 
 ライブでやると盛り上がる曲がたくさんランクインしていたので、自分がイメージした人気曲と大きな違いはありませんでしたが、意外なものもありましたね。例えば、23年に出した『BIONIC』。全編英語詞でとても洋楽っぽくて、ランペイジらしくイケイケな楽曲で、そういうものもランクインしていたので、ファンのみなさんが求めている曲をさらに理解できた気がします。
 
大きかった「ファーストテイク」
 
 アップベスト『16SOUL』には、力強いヒップホップナンバーなどライブの定番曲が並ぶ。ミディアム&バラードベスト『16PRAY』には、6年を経て今回初めてミュージックビデオを撮ることになった人気曲『Can’t Say Goodbye』や、22年に「THE FIRST TAKE」で歌って話題になった『MY PRAYER』『Starlight』も収録した。
 



 『Can’t Say Goodbye』はバラードではあるんですけど、楽曲の世界観が暗くなくポップな感じで、今まで自分たちが聴いてきたいろいろなバラード曲にないようなテイスト。自分たちもこの曲はとても気に入っていて、ランペイジ流のバラードになっていると感じています。
 
 『MY PRAYER』と『Starlight』は、ボーカルを生かしてグループのカラーを伝えることができる楽曲。それを「THE FIRST TAKE」で歌わせていただきました。本当に一発録りだったので緊張感はありましたけど、だからこそ実力が出るので、そういうことも楽しんでやれた部分もあって。うまくいってもいかなくても、それが今の実力だなって受け入れながら、楽しく歌わせてもらいました。
 

その結果は、自分たちが思っていた以上に反響が大きかったです。ファンではなかった方々にも広く届いて評価していただき、自信につながりました。コメント欄を見ていても、ランペイジって強めのサウンドだし、あんまり歌や曲そのものを聴いてこなかったという方が、この機会に改めて歌を聴いて評価してくださって。YouTubeでの再生回数もすごく伸びていったので、メンバーみんなで興奮してましたね。
 
 『16PRAY』には壮大なバラードの新曲『STARRY LOVE』も収録しています。最初に英詞のデモを聴いたときはオシャレだなと思いました。谷中(敦)さんに書いていただいた歌詞も今まで表現してこなかったような知的かつ新鮮な内容で、新しいランペイジを引き出してくれています。24年はチームとしてもっと上を目指さないといけないので、攻めた楽曲を提示してヒットを出せるよう頑張らなきゃと思ってます。


HE RAMPAGEがデビュー7年で初のベストアルバムを2月14日に2作同時発売。左は、『100degrees』『Summer Riot~熱帯夜~』などアップ曲を収録した『16SOUL』。右は、『Can't Say Goodbye』をはじめミッド&バラードの人気曲を収録した『16PRAY』。いずれもファン投票で収録曲を決定した。形態はLIVE盤、MV盤、CD盤など多様
 
 
僕らにしかできない表現で食らいついていきたい
 
 結成から10年、デビューから7年。ベストアルバム収録曲の思い出と共に振り返ってみれば、デビュー当初に思い描いていた未来予想図は、だいぶ違うものになった。
 
 自分がイメージしていたなかでは、正直、もっと早い段階でドームツアーが実現できるのではと思っていました。コロナ禍になる直前までアリーナを回って、すごく勢いに乗っていて、みんなが「ランペイジはいよいよここからだね」って思ったところで、コロナ禍になってすべてが止まった。そのせいにするわけではないですけど、思い描いていたものには手が届かず、いったん振り出しに戻った感覚です。


危機感はありますよ。いろんなグループが出てきているなかで、僕らは16人の大所帯で異色。今はメンバーみんなが歌って踊るグループが主流で数も増えてきていて、実際にそういう人たちのほうが勢いに乗って目立っていると思うので。でもだからこそ、僕ら16人でしか表現できないことがあると思うし、その表現方法で食らいついていきたいんですね。
 
 コロナ禍でライブツアーができない間も、メンバーは個々に成長しようと努力していたので、チームが1つになったときの見せ方や表現の幅が広がったと思いますし、1人ひとりの考え方もしっかりしたものになったと僕は思っていて。言葉をかけずとも相手が思っていることが分かったり、意思疎通できるようになっているのは感じますね。


 21年のツアー「REBOOT」は主に、アリーナを回っていたのですが、そのなかで単独東京ドーム公演を2日間やらせていただきました。正直、その時点では、自分たちはまだスキルや熱量が足りていなくて、アリーナ規模でしか見せる力がついていなかったなという反省点がありました。でも、今ならしっかりとドームでの見せ方をイメージできる。一度そのステージに立っているからこそ、“16人”をもっと生かせるし、もっと見せる力がついている確信があるので、早くやりたいですね。
 
 自分たちはライブが強みですし、13人いるパフォーマーもそれぞれのスタイルがあるので、曲ごとにいろんな見せ方ができる。1個1個の個性が集まるとそれがすごいエネルギーになっていて、年々パワフルなライブになっていると思う。そういった意味では、パフォーマー13人という、数の強さを今改めて感じています。

映画を入口にアジアで認知上昇中
 
 ドームツアーを目指すと同時に、23年から積極的にタイや韓国など海外に赴き、ファンミーティングを開催したり、音楽フェスやイベントに出演している。現地での人気上昇のきっかけは、吉野を含めたメンバー数人が出演した映画『HiGH&LOW THE WORST』シリーズの影響が大きかったという。最新作『HiGH&LOW THE WORST X』(22年)には吉野のほかに、ボーカルの川村壱馬、パフォーマーの陣、藤原樹、長谷川慎がランペイジから、同じEXILE TRIBEのFANTASTICSからも3人が出演。同作はインドネシアの映画館135館で上映されるなど、日本映画としては久々のスマッシュヒットを記録した。23年9月からは、Netflixで映画『HiGH&LOW』シリーズ7作品が世界62の国と地域に向けて配信されている。


ありがたいことにタイや韓国で、イベントや音楽フェスに出演させていただいています。自分たちを応援してくれている海外の方に現地でお会いできるのって、新たなモチベーションになっていて。
 
 海外のみなさんは、日本語ができなくても、日本語の歌詞を大きな声で一緒に歌ってくれます。自分たちの楽曲や歌が本当に好きなんだなって素直にうれしく思いましたね。ランペイジの音楽が海外でもちゃんと聴かれていて、その歌をとても好きになってくれたと分かって、それも自信につながりました。ランペイジの音楽を好きでいてくれている海外と日本のファンのみなさんに向けて、期待に応えられるような楽曲をもっと制作していきたいと思いました。
 

映画『HiGH&LOW』の影響力というのは、予想以上にすごかったです。日本だけじゃなくて海外でも、上映の後に配信されて反響があって、それがランペイジへの入り口になっている。だからこそ、タイに行ったときも歓迎して受け入れてもらえましたし、韓国でも映画を入り口として知ってもらえた側面は大きかったですね。
 
 チームとしての活動だけでなく、役者などの個人活動でも知っていただけていると感じたので、もっとやっていきたいと思いました。ソロ活動でも何が支持されるか、正直分からないので(笑)。
 
 そういう意味で24年は個人活動が増える年になるんじゃないかと思っています。スケジュール的には大変なこともありますけど、自分にもチームにも、返ってくるもののほうが大きいので。それに、大変な時間ってそんなにずっと長く続くわけじゃないと思うので、大変なときを大事に、楽しんで頑張ろうっていう(笑)。もっと売れるために、もっと忙しくなりたいですね。

ドームツアーまであと一歩のところでコロナ禍に悔しさを経験したが、その間に劇場で上映され、家庭に配信された映画が日本やアジアのファンを増やしてくれていた。デビュー当時に描いていた未来予想図が現実のものとなるのは、きっともうすぐだ。
 
 グループの活動の幅が広がっていると実感している今だからこそ、ギアを上げていかないと。さらに良い曲を作ってヒット曲を出して、ドームに堂々と立てる国民的アーティストになる。その目標に向けて頑張っていくしかないと思っています



2024年1月にデビュー7周年を迎え、2月14日にはグループ初のベスト盤『16SOUL』と『16PRAY』を同時発売するTHE RAMPAGE。日経エンタテインメント!では、グループ&ソロとして活躍の場を広げる彼らの現在と各々が見据える未来への思いに迫った、“1冊丸ごとTHE RAMPAGE”ムックを発売する。
 本書ではメンバーへの個別取材を敢行。グループの現在地、そこで自身が果たす役割、その先に描く将来像など、個人とグループの今と未来についてそれぞれが語る“16人のロングインタビュー”を掲載する。さらに、THE RAMPAGEが生み出すエンタテインメントの舞台裏にも潜入。セルフプロデュースで作品を作り上げることが多い彼らとスタッフとのグループトークから、モノづくりへのこだわりを明らかにしていく。MV撮影や新曲レコーディングの現場レポートなども掲載した。
 このほか、LDH JAPAN社長へ復帰したEXILE HIROがメンバー1人ひとりへの期待を語るスペシャルインタビュー、三代目 J SOUL BROTHERSのØMI・川村壱馬・吉野北人の3人によるクロストークもお届け。メンバーソロカットによるクリアしおり(下写真)の特別付録も添付する。