エマ・ストーンの代表作の1つ、映画『女王陛下のお気に入り』。
ヨルゴス・ランティモス監督の歴史コメディで、アン王女(オリヴィア・コールマン)の寵愛を奪い合う側近サラ(レイチェル・ワイズ)と女中アビゲイル(エマ)の攻防をブラックな笑いを交えて描いている。
そのランティモス監督とエマが新作『And(原題)』で再びタッグを組むことがすでに報じられていたが、
この作品にアビゲイルの夫を演じたジョー・アルウィンも参加することが発表された。
ちなみに制作も『女王陛下〜』と同じ映画会社「サーチライト・ピクチャーズ」。
同社のトップは「ジョーとまたコラボレーションできることに心を躍らせている」と雑誌『ハリウッドリポーター』にコメントを発表、
「彼は素晴らしい俳優だ。
ヨルゴスが選んだオールスターキャストに彼が加わったことを喜んでいる」。
そのオールスターキャストにはジェシー・プレモンス、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリー、ホン・チャウと演技派俳優たちの名前が並ぶ。
ストーリーなど詳細は明らかにされていないが、
すでにニューオーリンズで撮影が始まっていると同誌は報じている。
『女王陛下〜』は2019年の英国アカデミー賞で7冠を獲得。
またアメリカのアカデミー賞では作品賞や監督賞など10部門の候補になった。
レイチェルとエマもダブルで助演女優賞にノミネートされ、
オリヴィアは主演女優賞を獲得した。
今度の『And』も賞レースを賑わせてくれそう。完成を楽しみにしたい。