「誰も彼と人生をともにしていなかった」。急逝の『ハンニバル・ライジング』俳優の元パートナー、SNSで追悼のメッセージ
 



2022年1月に亡くなった仏俳優のギャスパー・ウリエルの元パートナー、ガエル・ピエトリが、
5月10日にSNSでギャスパーにオマージュを送った。
メッセージでは、ギャスパーの最新作『Plus que Jamais』についてだけでなく、彼の私生活についても触れている。

 蒼天の俳優、ギャスパー・ウリエルを偲んで ギャスパー・ウリエルが亡くなって1カ月後、
ガエル・ピエトリは、
SNSに「私たちの沈黙と、彼の特性だった思慮深さと謙虚さという価値観を尊重してくれてありがとう」と投稿していた。
そして5月10日、ガエルは、息子オルソ(6歳)の父親に向けた新たなオマージュをSNSに投稿した。
 「対立とその原因を遠ざけることで調和」を見出したいという気持ちを表明した投稿に、
ガエルはこう書いている。
「ギャスパーと私は、このように人生を歩んできました」。
さらにスキー事故で37歳の若さで亡くなった俳優の家族についても簡単に触れている。
 
「つらい時期」
 
「悲劇が起きた時、誰もギャスパーと人生をともにしていなかった」と、投稿の中でガエルは語っている。「だから、彼の思い出とオルソの未来を守るのは、私たちとギャスパーの両親の役目。近しく、あるいは遠くからでも、ギャスパーと交わり、彼の人生に寄り添った人々の尊厳に敬意を表します」 また、「彼の旅立ちは、準備や整理をする暇もなく、私たち個人に直接、影響を及ぼしました。このつらい時期に、私たちは皆、亡くなった彼に連なる一人ひとりの存在を尊重するために最善を尽くしました」
 
互いに支え合う
 
2013年から2020年までギャスパー・ウリエルのパートナーだったガエル・ピエトリは、
ギャスパーの最新長編映画で共演しているヴィッキー・クリープスについても言及している。
ギャスパーとヴィッキー・クリープスは私生活でもパートナーだったと言われている。
 「『Plus que Jamais』がカンヌ映画祭に選出されたことを嬉しく思います」とガエル・ピエトリは続けた。
「また、今回の撮影で、ギャスパーとヴィッキー・クリープスがお互いに支え合えたことも嬉しく思います」 最後に、
ガエルはこう締めくくっている。
「行動においてもキャリアにおいても、
知性を示したギャスパーに感謝します。
これこそ私の支持するもの、
そして尊厳を持って守るべきものなのです」