ゴジラ−1.0 | ぽん太のざ・ろんげすとじゃーにー

ゴジラ−1.0

ということで映画ね。まあ監督がアノ人ってことでどうしようかなと迷ってたけど、まあ一応観ておくかと。結果的にまあまあ及第点かなと。確かにゴジラの暴れるところは迫力はあったね。ソコがキモだからね。ただ引きの画で見るとゴジラの脚がなんかフィギュアっぽいというか生物っぽさがやや弱くなってたのはもうちょっと頑張っても良かったんじゃないかなと。ただアップのところはすごく良かったね。

で、まあアノ監督はどうやら人間ドラマを描きたい人なんだなというのは伝わってくるんだけど、ソコの力量には相変わらず疑問符がつくところもあったなと。確かに頑張った形跡はあったね、そこは間違いなかった。けど、ゴジラだからねあくまでも。その辺のバランスは考えてほしかったなと。まああんまり「泣かせよう」ありきの描写ではなかったのは良かったんじゃないかなと。

それでも二つ三つ許しがたいポイントはあったね。ネタバレしたくないから一つにしておくけど、音楽の使い方ね。その曲は人間目線の時に使うのは大間違いだぞと。それはゴジラ目線で使うべき曲だからな!というところよ。まあこれまでのゴジラの曲を使うのは一向に構わないというか、アリだなとは思うんだけど、なぜそこでその曲を使うのか?という必然性に関してはもっと気を使うべきだったなと。後の二つは作品のクライマックスに関わる事柄だからここでは言わないけど、THE蛇足って感じのポイントだったね。

コレね、シン・ゴジラの前だったらもうちょっとオイラの評価は高かったと思うんだけどね。そこはまあ言っても仕方がないところかなと。

で、またハリウッドでもゴジラやるみたいだけど、コッチは難しいことを考えない暴れてぶっ壊すみたいなのを期待したいなと。なんかまたキングコングが絡むっぽいけど、前回和解してたと思ったんだけど、どうなるのかね?