長年、英語の思考法クリティカルシンキングを教えていてつくづく思います。

 

「日本語の出来ない生徒は、英語も出来ない。」

 

脳科学からの見地でも、脳の言語部分は密接につながりを持っています。

特に英語は学習を始めてから、脳に新しい英語部分のニューロンネットワークが出来、それがもともとあった日本語部分のネットワークとつながることで上達して行きます。

 

ですから、もともとの日本語能力がかなり発達していない限り、その日本語部分と新しく出来る英語部分がつながることはありません。

 

幼稚なままの日本語部分で、幼稚なレベルの英語のマネごとをするだけに終わります。

これが「なぜ自分は英語が出来ないんだろう?」の一番大きな理由ですね。

 

相当数の生徒を教えて来て感じること。

 

日常の簡単なインストラクション、例えば「週末のレッスンには参加するかどうか」のメッセージを毎週水曜日(決まってます)に送るんですが、それに必ずきちんと遅れずに返信出来る生徒。しかも、こちらから「カナダの風景や様子」の写真を添付しカナダの風を送ると、それにも必ず反応を示し、実にきれいな日本語で感想を返せる生徒、全く何も触れない生徒。様々です。

 

油断出来ないのは、その「様々」がそっくりそのままその生徒の「英語学習能力」に反映されているということ、です。

 

また、授業でも(オンラインでも、以前日本でやっていたような直接授業でも)何をやるかの指示を出して、それを何度も繰り返さないといけない生徒が結構います。その行動も、残念ながら、その生徒の「英語学習能力」に残酷に反映されています。

 

カナダ大平原のちっちゃなキャビンで(ここに住み、ここからオンラインで日本の生徒を指導中:カナダクラブ)何となく日本のニュースをスクロールしていたら、偶然こんな見出しに出会いました。 

勉強が苦手な子は圧倒的に「日本語が読めていない」成績以前に欠けている“読解力”という見落とされがちな盲点

思わず「そう、そう。」と続きを読んでみました。
私が常に観察しているのと同様な内容が書かれてましたね。

 

例えば:勉強が苦手な子供。

これは「学ぶ」ことが苦手なのではなく、読んだ内容が(日本語ですよ)スムーズに脳の中に入って来ないので、次に進むことが出来ないケースです。

 

つまり、脳科学で言うと、脳の母国語部分が発達しきれていないこと。
これが最大の原因でしょうね。

書かれていること、言われたことを理解するのに時間がかかり、仕方がないので曖昧なまますませてしまう。それが積み重なると、日本語の理解力がバラバラになる。
そんな脳のまま、英語に接してももともと混乱していた脳は反応してくれません。
母国語さえ曖昧なままで放ったらかされた脳は知らん顔です。

 

脳の仕組みは非常に複雑です。

まず、母国語を読んで・聞いて理解出来る:Input.
そして、その読んだ内容、聞いた内容を自分の言葉で表現出来る:Output
 

これが普通に出来ることが「言葉が出来る」ということになります。

その母国語の基本さえもグラグラしている脳には、外国語のInputなど跳ね返されてしまいますし、Outputなど以ての外です。

 

日本で今流行り(ですか?)の小学校の似非イマージョン教育の愚かさがここでよくおわかりになると思います。日本語も英語も「曖昧理解」の脳が出来上がってしまいます。

 

そこに、カナダクラブカリキュラムから提供しているBBProgramが大きな価値を持つと自信を深めて来ました。
日本で育つ子供のためのBe Bilingualプログラムです。
現在無料体験希望者を面接中ですが、まず、日本語能力のInput,Outputの高さが必要です。

 

そうでないと、脳に新しい英語部分は作れません。

そんな訓練のためにデザインしたプログラム実践中の生徒たち、驚くほど日本語能力が伸びて来ています。英語の理解度ももちろんですが、脳の中になる言葉の能力全体が大きくUPしているのが、各ユニットが終わるごとにわかります。

そう。

 

「高い日本語能力」がないと「英語能力」は育ちません。

  

「うちの子をバイリンガルに!」と頑張っている親のみなさん。

一度立ち止まってよ〜く考えてみて下さい。

 

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