[カナダ・アルバータ大平原に創造する小さなエコキャビンProject。日本で頑張る若い頭脳を元気に!と、何もない大地から一歩づつ完成して行く過程を実況レポートします。]
Nomadになってやる!とやって来たカナダ移住6年目に出会ったEcoCabin。
Canadian Prairieに作ります。

 。。。。。。。。。。。。

広大な自然の中にあるカナダでは、異常気象がそのまま人間を襲う瞬間を目撃しています。

そんな中「このままではCabinが出来ない!」と大心配になり、車で決行したアルバータ行きについては、2日前のコラムに書きました。

 

洪水の後ズタズタになったハイウェイを抜け、ロッキー山脈を越え17時間かけて到着したのはアルバータ州、カルガリーの北東40分の所。

アクミーという小さな町を通り抜けた砂利道の先にある私達のEcoCabin予定地。

  

朝陽に映える雪がキラキラまぶしく歓迎してくれました。

「やっと来たね!待ってたよ!」 

EcoCabinの土地に着くと、なんと!牛の群れが柵の向こうから「だれ?だれ?あの人たち?」とでも言いたいように大騒ぎ。

Moo~~Moo~~と、寄って来てくれました。

「よろしく、ご近所さん!!」

 

さて、Cabinを建てたい場所を正確に測り(「道路から30メートル離れてないとダメ」という厳しい規制があります。)

そこに目印のくいを立て、目立つようにピンクのリボンを巻きつけ   

その長方形の建設区域に藁を敷き詰める!

(地面が凍るのを少しでも止めるため。そうしないと基礎工事で掘ることが出来るのが来春4月になると。。。) 

よし!

測って。 

くいを立てて、リボンをつけて。 

 

出来た!

 

そこに建設を頼んだMikeがデカイピックアップトラックで登場し、こんな事を言い出しました。 

「あのね、地面はまだそれほどひどく凍ってないし、ちょうど近くの現場に掘削機が来てるからそれを使えば費用が安くなって。。。」

「え?」と思いながら聞いてると、いきなりMikeが誰かに電話を始めました。

「このCabinの基礎工事、来週にその機械でやれるかな? 藁をしいて!と脅し過ぎてロバートとまちこが藁を買って、それを敷きにバンクーバーから来たんだけど、今やれればそれが一番いいから。」

 

Yay!!!!!! マジか?! 工事が始まる!!!!!!

 

実は藁には$100ドル払いました。

が、そんなこと言ってる場合じゃない。

工事が始まる、やっと!     

 

寒く厳しい冬を耐えるカナダ・アルバータ州では、12月に基礎工事が出来るだけで「超ラッキー!」です。

買った藁はデン!と土地に居座ってますが、ま、何に使おうかと。

 

そしてMikeからこんなアドバイスも。

「パンデミックと洪水のせいでカナダの流通がズタズタ。台所のアプライアンス(ガスレンジ、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、乾燥機)などはひどい場合で届くまでに9ヶ月かかるケースもあるよ。早めに注文、いや、今すぐやっといた方がいい。」

と、Mike(めっちゃくっちゃ顔の効く人です!)の知り合いの店と担当者を紹介してくれました。

うちの土地から北に40分ほど行くとOldsという中くらいな町があり、なんとそこのアプライアンスショップ。

すごい! オーナーは何でも知ってる知ってる。 あっという間に目星をつけ最終確認次第注文することに。

カナダサイズのデカイピカピカの製品がCabinに並ぶ予定です。 (もし届けば。。。)

 

Oldsを出たのが午後4時。

日の短いカナダの夕暮れ時でした。

 

はっとするほど美しい景色をみながら帰路についた、Storyになりそうなアルバータ行き。

Cabinに3歩ほど近づきました。

カナダにいらっしゃい!

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