(カナダ・アルバータ大平原に創造する小さなエコキャビンProject。日本で頑張る若い頭脳を元気に!と、何もない大地から一歩づつ完成して行く過程を実況レポートします。) 

Nomadになってやる!とやって来たカナダ移住6年目に出会ったEcoCabin。
Canadian Prairieに作ります。

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11月中旬に起こったBC州未曾有の大災害。

広い広いカナダのロッキー山脈の西にあるBC州と、すぐ東に位置するアルバータ州とのハイウェイがすべて寸断されました。

一番重要な幹線道路は通れるようになるまでに2〜3ヶ月はかかる!

 

それを迂回するハイウェイも全滅。

土砂崩れ、洪水で流され、しかも雪崩にもやられた後2つの道が開通したのが12月最初のこと。

その道は、Essential Travelのみと厳しく規制されたままです。

カナダの他の州とBC州との間の物資が完全に止まり、ガソリンも運べなくなった災害の後、流通を担うトラックのみ通行出来始めました。

ただし、遠回りなので今までBC州からアルバータまでは12時間で行けたのが、今は17時間かかります。

 

普通の人は全く通行禁止。

来年早々まで無理か。。。と、政府が恐る恐る話し始めました。

え!

 

大洪水が起こったその日ちょうどに行く予定だったアルバータ行きが。。。。。

EcoCabinの基礎工事を12月15日までに何とかしないといけないんですよね〜〜〜。

完璧な酷いタイミング。

 

明日こそ行けるか!と待ち続けること3週間、そろそろタイムアウト、つまり建設が大幅に遅れるということ。

あ〜〜〜

Cabin建設を来年の夏に間に合わせるためには、なんとしても行かねば!と奇襲作戦に出ました。

Checkpointがあるけど、説明すれば何とかなるかもと、こんな経路でアルバータに。

(結局往復27時間という冗談にもならないドライブでした。行きが赤、帰りが青です。往復2400キロでした。)

 

さて。

バンクーバーからずっと北に抜け、真っ暗山道を通り、通行禁止の区域に入る直前!

ヤバい、やっぱり警官がCheckpointに! クリスマスライトか?と見紛えるチカチカするライトをつけた検問所。 

デカイ女性警官が「どこに行くの?」

ロバート「アルバータに。引っ越しです。」(引っ越しはもしかしてEssential と認めるかな?との博打に出たわけ)

警官「アルバータ!」

ロバート「土地を買って、そこの基礎工事が。。。。」と用意して来た「建設許可書」を見せました。

 

なんと!そこには「12月15日までに工事を開始すること」という条件が書かれていますから、効くはず。

ドキドキドキドキ

 

警官「お〜書類まで用意してる。」(カナダ人はそんなに準備はよくないです、ははは。)

「OK.」

 

あっさり、許可され、ロバートと二人でハイファイブし、いよいよ雪崩、洪水、土砂崩れ地帯に入りました。

が、そこからの道は今まで経験もしたことない、絶景というか、暗闇と雪との戦い。

暗闇)(吹雪

そこからは本当に3時間ほど本当に本当に暗闇の道、少々、いや、めちゃくちゃ不気味な不安を抱えて。

やっとロッキー山脈にたどり着き「ほっ」と。

相変わらず荘厳なロッキーでした。

 

その地帯を無事通過した後も、ブリザードに3回襲われ、目の前で大型トレーラーとバンが衝突したり、反対車線の車がいきなり崖から滑り落ちたり、片側車線のみ通行出来る箇所でほぼ亀さん走行だったり。

 

 

結局17時間かかり、ゼイゼイEcoCabinの土地に到着。

 

近くの町にある古い昔の西部劇に出てきそうなMotelで一夜を過ごしました。

臭いも50年前のかなと。

 

さ、いよいよ、建設予定地の土が凍ってしまわないように藁を敷き詰める作業です。

大きな真ん丸のHayがデン!と届いてますので、正確にCabinの位置を確認したら、それをばらまきます。

気温はマイナス4度。

さぶ。

カナダのEcoCabinにいらっしゃい!

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