WTの出版物や教義に関するツッコミをすると、決まって
「そんな重箱の隅をつつくようなマネをして」
と、まるでそういうツッコミをすることが
「些細なことを大袈裟にとらえる愚かな行動」
であるかのような反応をして見せる擁護現役の方々がいらっしゃいます。
でも。。。
よ~~く考えてもみてくださいね。
いかにも悪そうな怪しげな教義や、組織からの指示をあからさまに出していたら、そもそも誰も最初から近づかないでしょうに(笑)
一見、いかにも良さげな。。。
世の中のごく当たり前の一般良識に通じるようなことがたくさん書かれているからこそ、心魅かれたのではありませんか。
WTが巧妙なのは、そうやっていかにも美味しそうなお料理の重箱の中に紛れて、隅っこの方やお料理の見えないところにこっそりと毒を仕込んでいることだと思います。
たとえば、前記事「好きかな? 嫌いかな? 」で問うたような、教義の根幹にあるような意識についても、出版物にははっきりとわかるように書かれてはいないかもしれません。
だから、JW信者の方々ご本人自体も、ご自分たちが無意識にそういう教義を奉じていることにすら、気がついていない場合もあるんじゃないかと思います。
それこそ、愛や優しさや利他的精神といった、美しく甘い言葉に包まれているために、その奥に隠された苦い教義や意識を知らない間にどんどん飲み込んで、気がついたらいつの間にかそういう苦い教義が心身に染み込んでいるような。。。
神は正義を愛する。
神が認める組織の指示に従う自分たちこそ正義。
組織の批判をするヤツらは正義に逆らう悪魔・サタン。
そんな正義に逆らうヤツらを神が許すはずはない。
神はいずれヤツらを滅ぼす。
ざまあみろ、ヤツらなど滅んでしまうのだ。
その実、いつの間にか、こういう↑思考回路になってません?
あるいは、ほんの少しでも組織に疑問を持ったばかりに、自分自身を責めてしまうパターンとか。。。
重箱の隅に隠されている毒があるかないか。
まずは、そこからです。
しっかり確認してみて、毒がなければそれでいいでしょう。
もしも、毒があれば、その重箱のお料理は食べない方が無難じゃないかな(・・?
そこに毒があると指摘されたら。。。
普通、自分でも確認しませんか?
確認もせずに、大丈夫だからと食べておなか壊して死んじゃってもいいんですか?
それどころか、確認もせずに、他の人に食べろ食べろと勧めた揚句、その人が死んじゃったらどうするんですか?
そんな無責任なこと、どうしてできるんですか?
擁護現役の方々こそ、しっかりと重箱の隅をつついて毒の有無を確認すべきだといつも思います。
だって、他の人にその重箱を食べさせようとしているんだもの。
安全確認は必須でしょ☆