らっきょうを漬ける その3調味液漬け | " 木の住まい " に出会って、杉の家

らっきょうを漬ける その3調味液漬け

その2の酢漬け らっきょうを7月12日に漬けかえるはずが、
はや2ヶ月を越え、9月23日、秋分の日だ。
(祝日法によれば「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日らしい。)

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濁りもなく美しい。このままでも食べられるがもうひとがんばり。

【ノートの記録】( )内は虫食いを今回想像して埋めたもの
らっきょう1kgに対して、
食酢 200cc 
湯 270ml
さとう 280g
みりん 60ml
とうがらし 2~3本 たねがからい

瀬戸引きか土なべで 湯にさとうをとかし、酢、みりん、唐辛子を入れて
ふっとう直前火を(消し)て冷ます。
かめかおけに調味液とらっきょうを入れて密閉
つづく

ノート終了。

つづく?…続いていた。

【ノートの記録】つづき
酢漬けらっきょうをざるにあげ、漬け汁をきる。
湯にさとうを入れ溶かし、さらに酢、みりん、とうがらし(種は入れない)を入れ、
沸騰直前に火からおろし冷ます。
かめにらっきょうと調味液を入れる。

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本来は黄金色の液になるはずが、
てんさい糖を使い、さらに黒酢を使ったので黒い。
開封間もない黒酢の期限が2013年の10月11日までだったのだけど、
酢だもんねぇ?いいよねぇ?
何日後から食べられると書いてなかったけど、
次に思い出す時は、とっくに色黒ならっきょうになっているに違いない。

「つづく」の続きはびわの瓶詰めの説明なので気づかなかったのだが、
次のページに「らっきょう(2)酢漬け」「らっきょう(3)」の記述。
今までのは最初の塩漬けのときに聞いた流れだったのか…
塩漬け後、次の酢漬けまでに「びわの瓶詰め」の講義があったんだな…

4/13 りんごジャム
5/11 パン
5/18 カルピス
5/25 うどん
日付なし らっきょう
6/8 びわ…びん詰め
日付なし らっきょう(2)酢漬け らっきょう(3)
日付なし トマトケチャップ
9/28 福神漬
日付なし 塩辛 講義
10/11 甘酒(硬作り、軟作り)
日付なし いかの塩辛 実習 白作り
日付なし 福神漬 実習第1週
11/9 福神漬 第2週
11/15 福神漬最終?
日付なし キャラメル?
12/6 p92(←教科書がないのでわからない)
12/13 みかんの缶詰
1/7 p144
1/31 p192

以上、たった5枚のページにおさめられていた食品加工実習のノート。
当時の私からは高齢に見えた教授は、あのときおいくつだったんだろう。
おっかなくて私はびくびくしていた記憶しかないのだけど、この実習は楽しかった。
同じ教授に習った栄養学のほうは、
「毎日おなかの肉をもみながら歩いたら脂肪が燃焼するってわけよ」
といいなが歩いてみせてくださったその姿しか記憶にない。