観たよ♪マイマイ新子と千年の魔法 | " 木の住まい " に出会って、杉の家

観たよ♪マイマイ新子と千年の魔法




やっと観れた、映画「マイマイ新子と千年の魔法」
子どもの頃の純粋な方言が懐かしい。(なんだか今はごちゃごちゃになっちゃって)
いつもながら感動を言葉ではうまく表現できない(したくない)のだけれど、
いろんな感情を全部詰め込んだらしいときいていたこの映画は、
何故かもう一回観たくなる不思議な映画だった。

新子をはじめ、こどもたちが方言で語るので、
防府市出身の人、山口県が懐かしい人、山口県出身の家族友人知人がいる人は、
違った意味でも楽しめるのではないかと。ぜひ観に行ってください。
(上映映画館が少ないので、ぜひリクエストして)
署名活動も

うん、そう、こういう感じ↓(見つけるたびに貼ってこ♪)
たまごまごごはんさんのブログから「マイマイ新子と千年の魔法」を迷わず見に行ってほしいんですよ!!!!

bonzokuさんのブログからマイマイ新子と千年の魔法 レビュー



帰省中の大きな目的のひとつ。
12月29日の夜遅くに防府に到着し、30日にこどもたちと、3回目のチケットを購入しようと思っていたという姉と。
(姉は1回目と2回目で受けた感じが違ったのと、
 画像の元になった場所を訪ねる探検隊に参加して3回目も行きたくなったみたい。
 私もまた繰り返し観たいのでDVDが欲しいのだけれど発売に漕ぎ着けられるのか???)

私は原作も読んだし、監督さんの製作ブログ(これもドキュメンタリーで放映して欲しい)
を読んでいたので楽しみにしていたのだけれど、こどもたちは興味があったわけではなく、無理矢理。
娘には受験勉強より大事な何かがこの映画にあるかもしれない、と、
息子には、翌日にワンピースも観に行かせてやるからこれには黙ってつきあえ、と。

「東京で打ち切りになったらしいから名古屋も早く行った方がいいかも。」と
姉が連絡をくれたのが帰省の少し前。(ラピュタ阿佐ヶ谷でアンコール上映中)
70をとうに過ぎた母は「友人たちと行ったけど途中で寝た。絵はきれいじゃけどねぇ。」とか
観に行ってない友人が「こどもたちにすごい不評っちゅう話よ。」とか
無理矢理連れて行く我が子たちはどんな反応を示すのか?

読書好きな中3の娘の感想。原作は未読。
「おもしろかったよ。 おじいちゃんがあっけなく死んだ事になってたのはあんまりだと思ったけど。」
(原作にはおじいちゃんが亡くなるまでのいきさつがあるのだけれど、
 流れる月日の中でおじいちゃんの仏壇が出てきて亡くなったことを示してある)
「あのかっこいいタツヨシのその後が知りたいっ!」
新子と嫌がる妹の光子がじゃれあう(?)シーンが娘と息子のようだったのは娘も同感で大笑い。

小6の息子の感想。
「よくわからんかった。」(理由:なんと表現すればいいかわからないから)
と言っていたけれど、つまらないとすぐに寝てしまう彼が寝ずに観ていたので、
話に引き込まれていたということだな。
原作は児童書ではないから、こどもには理解しがたい大人の事情も描写されていて、
そんなのもひっくるめて、いろいろ考えながら一所懸命に観てたのかも?
You Tubeで捜して観ていたら曲を聞きつけて「マイマイ新子?」と嬉しそうに寄ってきた。

始まる前に姉が我が子たちに
「場面がころころ変わってわかりづらいかもしれんけどね。」
と言っていたのだけれど、こどもたちはそれがなんのことか逆に理解できなかったようで。
同時刻のできごとが別々の場面で次々に現れる
(新子と辰吉の時間、貴伊子の時間、千年前の時間など)ので
そのことを言ったのだと思われるのだけれど、小説でもコミックでもよくあることよね。

冷めた評をくだしがちな娘が「おもしろかった」と言ってくれたのは嬉しかった。
(私を喜ばせようと思って本心を曲げるような子ではない)
息子が後にすっかり防府の方言になってしまったのは笑えた。ちゃんと観てたんだね。
帰省からもどってきたら両方のことばが合体していて、本人も混乱「あれれ?」

私はといえば、
新子の声が低くて、福田麻由子ちゃんってこんな声だったっけ?とちょっとびっくりしたのだけれど、
じゃあ、新子の声をどんな風に想像していたかというわけでもないから、
自分のこどもの頃の友人との会話を思い出しながら、新子の方言に聞き惚れてしまった(笑)
(地元を離れて方言の純度が下がってしまったような自分がちょっとさびしかったり。)
昔勤めていた会社の正門も出てきて、ストーリーとは関係ない部分でも楽しんでみたり、
清少納言が防府に関係あったとは知らなくて、急に関心が出たりして。

うちの辺りって山口県民が多いんだけどなぁ・・・短期間でいいからやってくんないかなぁ・・・
(後日記事追加)
と思い近隣の映画館に、山口県民が多い事をさりげなく連ねていくつかの質問を兼ねて
きっちり公式ホームページのリンクを貼ってリクエストした。
夜遅くにも関わらず、すぐに優等生のようなお返事(これは感心)が返ってきた映画館さん、
関心を持ってくんないかなぁ。


勝手にリンク

プレセペ特集「マイマイ新子と千年の魔法」

フリーライター廣田恵介に残された日々