オブラート | " 木の住まい " に出会って、杉の家

オブラート

” 木の住まい ” に出会って、杉の家-090520-3  つまりは、でんぷんシート

いちばんよく口にしたのは、おやつのボンタンアメで。
ボンタンアメ
 
子どもの頃、粉薬を飲む時には母がオブラートに包んでくれた。
真ん中に粉をのせて、周囲を寄せてぎゅっとねじる。
粉の部分が球状になって・・・
最近気づいたが、これが結構大きくなると飲みづらかったりして(笑)
それでも、粉薬といったらオブラート、と決まっていた。

大人になるにつれて薬はカプセルや錠剤にかわり、
自分の子が産まれてまもなく薬を避けるようになって(子らは珍しさで好き)、
病院で出されても必要内と思われる薬は捨てていたから(後に断るようになった)
オブラートを常備することなど思いつかないまま過ごしていた。

最近粉末の漢方薬を飲む機会があって、それがどうもうまく飲み込めなかったので、
懐かしさも手伝って買ってみることにした。
このごろは使いやすい袋状になったものもあるようだけれど、
お菓子作りで使うかも、などと、あてのない理由をつけて
用途が広いシートのほうを選んだ。200枚入り。一生困らないと思う・・・

買ったはいいが、さて、使うときがない。
そうこうするうちに、小5の息子が粉薬を処方された(錠剤が飲めない理由で)。
薬嫌いと言っても、未知の症状にはさすがに拒めず、飲ませることに。
薬を取り出した息子に、ここぞとばかりオブラートを差し出した。

と、息子はすでに袋の中身を投入した口を上に向けたまま
横目でオブラートをちらりと見たあと水をごくんと飲んで口の中の薬を流し込み、
「それ、何ぃ?」
と、聞いてきた。

「薬、そのまま飲んじゃった?」
「うん。」

あ、そう。

残り200枚。