プリンはどこまでやわらかくなれるか | " 木の住まい " に出会って、杉の家

プリンはどこまでやわらかくなれるか

中学1年生の娘の夏休みの自由研究。
隠された研究の動機「毎日プリンが食べられる♪」
夏休みも終盤なのだから「毎日」などとのんきなこと言っている時間などなく、
真夜中のプリンの怪 ののちも研究は続き、予想外の展開に実験数が増えてしまい、
わずか数日で25パターン合計55個のプリンを食べた。
思えば、これ以来、わが家ではプリンを作っていないような気がするが・・・
いや、一度だけ、普通のにする?柔らかいのにする?といって
普通のを作ったような気も・・・

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結論 牛乳13:卵1(糖分11%、8月の室温)で
加圧2分+蒸らし15分+加圧1分+蒸らし15分+加圧0分+蒸らし15分+加圧0分+蒸らし10分

一般的な方法で蒸していては、膨大なエネルギーを消費してしまうので、
いつもどおりT社の5L圧力鍋で 。わが家で役に立つ研究結果を手に入れるためにも。
(他の圧力鍋では数値はかなり違ってくると思われるのでご注意を)
ただし、加熱条件の差を減らすため電磁調理器を使った。
科学の実験では常識だが、変えたい条件以外の条件ができるだけ変わらないように、
砂糖を煮とかすときの牛乳の温度やら、加圧時間やら、
ことこまかに条件が揃うように気を遣っての実験スタートだった。

牛乳2:卵1はわが家のプリンよりは固いのだが、
標準とされているらしい濃度のようだったのでこれからスタートした。
5:1は茶碗蒸しの濃度。
ここまではいつもの加圧時間で型から出しても形を保ったのだが、
7:1になると固まらなくなってきた。
試しに再加熱すると、固まった。
このとき初めて気付いた事実、卵濃度が薄くなると凝固までの時間が長くなる・・・
流行りのやわらかプリンが「45分もかけて蒸しました!」などと
うたってあったのは、このことか・・・

未知数は濃度だけのはずが、各濃度による加熱時間まで未知になってしまった。
加熱時間不足だと固まるものも固まらない、しすぎてはすが立ってしまう。
やり直しはあまりしたくない。
これが、長い長い(でも期間は短い)実験の始まり。

詳しい実験内容と結果については(どうでもいいので)のべないことにするが、
やわらかプリンとしておいしいと感じた多数決は約10:1あたりであった。
やわらかプリンを作る利点としては、スが立ちにくいことだった。
自宅でプリンを作る時にどうしてもスが入ってしまうときは、
少し牛乳を増やしてやわらかいプリンにすると良いかもしれない。

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このあとに実験した10.5:1は加圧2分+蒸らし15分+加圧0分+蒸らし15分。
約10:1であれば、この時間で良いと思う。
途中で加圧するのは、内部の温度が下がっているため。
加圧直前で消してもよいのかもしれないが、
この場合は結果がわからない実験だったので全ての条件で温度を一定にするため。