質問の返答です。
先日みなさんに家や木について「質問してください」とちょっと思いきったことをしてしまい、返信こないだろうなと思っていたのですが、ありがたいことに質問してくださる方がいました。
ほんとうにありがとうございます。
しっかり答えたいと思います。
hisachanさんご質問ありがとうございます。
コメント欄だと、文字制限に引っ掛かるので、ブログで書かせて頂います。
Qブナ・けやき・クリ・キリ・ミズナラ・イチョウ・ベイマツなど
木の種類って沢山あるかと思うのですが・・・
どの木が、どの用途に合い、また特徴とか
柱には一般的にこの木がいいとか、床はこれがいいとか
そういうのが知りたいです(*^^*)
また、何年もつのか・手入れ方法などなど♪
>実のところ外材はあんまり良く知らないのですが、わかる範囲で答えます。
最初にブナ 広葉樹(葉が広くひらたいもの)
杉とかに比べて、外側の部分と中心部の色の境目が不明瞭で薄い黄白色ですよね。やや硬くて加工はしやすいけれど、変色や変化しやすい材なので、構造骨組みに使うというより、床のフローリングや家具、玩具などによく使います。
けやき昔はよく大黒柱なのによく使われましたが、けやきも広葉樹でけっこう動きが激しいため構造骨組みに使うためには、いろいろな手間がかかります。何年の寝かせた乾燥のいきとどいたものだと柱や梁に使うといいかもしれません。しかし壁に接しない大黒柱や梁につかってください。木目もきれいで、けっこう固い素材なのでいい感じです。今ではテーブルや和風家具、太鼓の胴などに使われます。
栗は硬く耐久性が高いため、土台に使う場合があります。現在では産出量が激減しているためちょっと高価なものになりますので、家具あたりに使うといいかもしれません。以前、テーブルとイスを造らせて頂いた時にくりを使いました。けっこういい感じでした。年数がたつと色に艶が出ていい感じになります。年輪が力強く、男性の方が好きそうな感じです。
長くなりそうなので、的確に家に使う柱や梁は強度、経済性を考慮しやはり桧、杉がいいと思います。
湿気が多いところは水に強い桧がいいです。土台は白アリも考慮し桧の芯材(中心部)、青森ヒバと杉の赤味の部分といったところです。
けやきなどの広葉樹は癖がつよく変形しやすいので、家の構造部分に使うのであればしっかり乾燥させなければいけません。独特の木目なので、テーブルなどの家具などに使うといいですよ。
桐は材としては最も軽くて、湿気を通さず、割れや狂いが少ないという特徴があり、高級木材として重宝されてきました。箪笥の材や収納の壁などに使うといいかもしれません。
木はかなりもち、年数が経てば経つほどなじんできます。
百年たったものでも変わらずどっしりたってます。
木の持ちよりも、加工、切断部分、金物などの部分の方が先に劣化すると思います。
水廻りの木には気をつけてください。お手入れ方法はほとんどというか全くいりません。
気になるようでしたら、雑巾で拭く程度です。以前に無垢のお手入れ方法のブログ記事も書いたので、よかったらみてください。
すいません長くなってしまいました。
ちょっと省いてしまったものもあるので、この木についてもっと知りたいというのであれば仰ってください。
ご質問ありがとうございました。
また、お聞きしたいことがあればお気軽にきいてください。

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ほんとうにありがとうございます。
しっかり答えたいと思います。
hisachanさんご質問ありがとうございます。
コメント欄だと、文字制限に引っ掛かるので、ブログで書かせて頂います。
Qブナ・けやき・クリ・キリ・ミズナラ・イチョウ・ベイマツなど
木の種類って沢山あるかと思うのですが・・・
どの木が、どの用途に合い、また特徴とか
柱には一般的にこの木がいいとか、床はこれがいいとか
そういうのが知りたいです(*^^*)
また、何年もつのか・手入れ方法などなど♪
>実のところ外材はあんまり良く知らないのですが、わかる範囲で答えます。
最初にブナ 広葉樹(葉が広くひらたいもの)
杉とかに比べて、外側の部分と中心部の色の境目が不明瞭で薄い黄白色ですよね。やや硬くて加工はしやすいけれど、変色や変化しやすい材なので、構造骨組みに使うというより、床のフローリングや家具、玩具などによく使います。
けやき昔はよく大黒柱なのによく使われましたが、けやきも広葉樹でけっこう動きが激しいため構造骨組みに使うためには、いろいろな手間がかかります。何年の寝かせた乾燥のいきとどいたものだと柱や梁に使うといいかもしれません。しかし壁に接しない大黒柱や梁につかってください。木目もきれいで、けっこう固い素材なのでいい感じです。今ではテーブルや和風家具、太鼓の胴などに使われます。
栗は硬く耐久性が高いため、土台に使う場合があります。現在では産出量が激減しているためちょっと高価なものになりますので、家具あたりに使うといいかもしれません。以前、テーブルとイスを造らせて頂いた時にくりを使いました。けっこういい感じでした。年数がたつと色に艶が出ていい感じになります。年輪が力強く、男性の方が好きそうな感じです。
長くなりそうなので、的確に家に使う柱や梁は強度、経済性を考慮しやはり桧、杉がいいと思います。
湿気が多いところは水に強い桧がいいです。土台は白アリも考慮し桧の芯材(中心部)、青森ヒバと杉の赤味の部分といったところです。
けやきなどの広葉樹は癖がつよく変形しやすいので、家の構造部分に使うのであればしっかり乾燥させなければいけません。独特の木目なので、テーブルなどの家具などに使うといいですよ。
桐は材としては最も軽くて、湿気を通さず、割れや狂いが少ないという特徴があり、高級木材として重宝されてきました。箪笥の材や収納の壁などに使うといいかもしれません。
木はかなりもち、年数が経てば経つほどなじんできます。
百年たったものでも変わらずどっしりたってます。
木の持ちよりも、加工、切断部分、金物などの部分の方が先に劣化すると思います。
水廻りの木には気をつけてください。お手入れ方法はほとんどというか全くいりません。
気になるようでしたら、雑巾で拭く程度です。以前に無垢のお手入れ方法のブログ記事も書いたので、よかったらみてください。
すいません長くなってしまいました。
ちょっと省いてしまったものもあるので、この木についてもっと知りたいというのであれば仰ってください。
ご質問ありがとうございました。
また、お聞きしたいことがあればお気軽にきいてください。

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