高知県嶺北に行く(山編)
高知県 嶺北に行ってきました。
神戸から片道4時間程かかるので、朝5時起き。
朝が少し弱いので、起きてるか寝てるかわからない状態で出発。
いつもながら自然に触れると、心が和やかになります。
都会にいる人たちは、ちょっと息づまると、山に行くといいですよ。
山はどこも一緒に見えて、自然と育っていくように思いますが、手入れしてあげないと、すくすくと育たないんです。
手入れというと、ある程度木を間伐して、光が木の奥の地面まで差し込むようにしてあげないといけないんです。
下の写真のように、杉の木の周りに低木が生い茂っているのが理想なんです。
下の写真が手入れされずにほったらかしの山です。
地面が元気がないのがわかりますよね。
木の本数が多すぎて、光が射し込まないんです。
手入れされた山と比べると、地面に緑がないのがわかりますよね。
こうなると杉も十分に光合成ができず、育っていかないんです。
木は保水能力があるために、雨が多い台風の時などは、木が水を吸い上げてくれます。
手入れされずにいる、このような地面になっていると木は保水できず、水は勢いよく流れてしまいます。
よく台風時に土砂崩れのニュースなどを見ることがありますが、山が手入れさせていないことも一つの原因だったりするんですよ。
木は光合成で、酸素を造りだす唯一のものですし、上で話した保水能力もあり、水を浄化する作用もあります。
資材としても、鉄などは造ろうと思えば莫大な熱やエネルギーを必要とし、たくさんの二酸化炭素を空気中の発生させますが、木材は逆に二酸化炭素を吸い込んで酸素を提供してくれます。
造るためや廃材するときのエネルギーは木自体で解消できるんです。
木ってとても優秀なんです。
昼食の写真です。
山の水で育ったサカナや食材。
いつも家で食べてるものより数段美味しかったです。
自然にやさしくすることで、私たちにたくさんのもの届けてくれます。
現地の方々ありがとうございました。
次回は嶺北へ行く 製材編をお届します。