●映画『メリー・ポピンズリターンズ』、これぞミュージカル!
ナンバーにメッセージを乗せ、歌い踊る。
日本語吹替版にしたので平原綾香(舞台版でもメリー)、岸祐二、堀内敬子、島田歌穂、加藤憲史郎…というお馴染みの人たちで安定してましたし。
リン=マニュエル・ミランダ(『ハミルトン』)の歌は原語で聴きたかったものの、まあそれはDVDで聴きますか。
(かねがねリン=マニュエル・ミランダは石川禅が吹き替えかなと、なんとなく思ってたのですが(←垂れ目だから??)岸祐二でしたね)
凧や2ペンスや提督の大砲といった、前作の小道具を巧みに使ってくれてて、たまりません。
前作は、子供たちは自分勝手で生意気。両親は子供のことを見ておらず、それをメリー・ポピンズが正すという、始点と着地点が、ある意味分かりやすい図式でした。
一方今回は、3人の子供は性格はそんなには悪くなく、父も子供のことを思ってる。
と言っちゃうと一見メリーは不必要に見えるものの、結果的にメリーが来てよかったね、というところにちゃんと落ち着くシナリオ、良。
子供の頃(昭和40年代)、実写とアニメを合成するディズニー実写映画に驚愕で、パンフレットをボロボロになるほど眺めてました。
今回の映画は当時のテイストを再現してて、感慨深く観てたら、なんとディック・ヴァン・ダイクが「あの役」で登場。
更には、『ベッドかざりとほうき』のアンジェラ・ランズベリーまで出てきて(共に93歳! レジェンド)、これ劇場なら立って拍手してましたよ。涙。
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