●ホラーアドベンチャーを執筆してくださる作家さんとの打ち合わせでした。
ホラー作家としても著名な方で、実録怪談の収集もなさってて、その方の体験談になり、ゾワリ。
いや、その方は「自分は霊は見えない。霊体験は無い」っておっしゃってるのですが。
少なくとも「引き寄せてる」のでは?
私自身はホラーを書くといっても、アドベンチャー畑なので、理路整然とした作風なのです。
例えばAという真実があって、誰かの嘘や誤解や行き違いがあって、それがBという現象に見えてる。
物語ではBを描き、それが不可解なナゾで、でも徐々に徐々にAが明らかになっていく…というのが、推理アドベンチャーのセオリー。
ところが実録怪談はAが無く、Bだけがゴロリと剥き出しで放りだされることが殆ど。
Bというナゾ(理屈で説明できないこと)が結局、嘘なのか思い違いなのか偶然そうなっただけなのか、はたまた超常現象なのかも明かされない。
単に理不尽なナゾがあるだけという落ち着かなさが、逆に不安をそそり、とても怖いのです。
私に実録怪談は書けない。
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