●ミュージカル『メリーポピンズ』。
ディズニーとサー・キャメロン・マッキントッシュがタッグを組んだ舞台の日本版をホリプロと東宝が…という、なんとも豪華な座組で、面白くないはずがありません。
ロンドンキャスト版のサントラを聞いて、映画版と曲の順が異なるのが気になってましたが、今日観て納得。
物語をだいぶ変えてたんですね。
メッセージがくっきり。
(原作は未読ですが、映画『ウォルト・ディズニーの約束』を観た限り、映画はP・トラヴァースの原作をかなり変えたみたいで)

●メリー・ポピンズ=濱田めぐみは、力強い歌声とチャーミングなダンス。
島田歌穂とのデュエットは、声質の相性が良くてうっとりしました。
二人とも大好き。
その島田歌穂は、いかにもディズニーヴィランズという役作りとメイクで舞台を盛り上げてましたよ。
バートは大貫勇輔。
『ビリーエリオット』のアフタートークで、この人が踊りが万能だと話してたように、
今日もいろんなダンスの動きが美しく、安定してました。
片や父役の駒田一はあまり「堅物」に見えないのが難。
もともと芸達者な人で、どちらかといえば、あなたこそバートでしょ!
母=木村花代。
この人が喋ったり歌ったりした途端、劇団四季の空気になるw
私の中ではいつまでもピコマコのマコ(ピコも見てるのに)ですから、上品な奥様ぶりに驚きました。
って、退団後も『ミスサイゴン』や『星の王子さま』など大人の女性役もちゃんと見てるものの、イメージがw
●(追記)
今日はラストシーンで、宙吊りが動かなくなって、そのまま終わるというハプニングがありました。
まあ、プレビュー公演でしたからね。
そして、高所に吊されたままの濱田めぐみがスタッフに救出されるのを、客席から皆が見守る。
濱田めぐみはさすがのプロで、客席をうまくなごませながら、スタッフに救出されました。
本当は怖くて不安でしたでしょうに。
でも、お客さんに不安が伝播しないよう努めてて、拍手拍手。
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