映画『スプリット』 ハシゴのぼりきったと思ったら別のハシゴがあった | 檜木田正史のブログ(ツイッターより)

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【ネタバレあり】スリラー映画『スプリット』。
23の人格を持つ解離性同一性障害(DID)の男に捕らえられた3人の美女。
自在に次々と人格を変えていくJ・マカヴォイの演技すげぇ。
対するアニャ・テイラー=ジョイは目力が強く、この対決が見ものでした。
あとの2人はおざなりでしたけど。

ナイト・シャマラン作品なので、観始めた時は期待半分、不安半分。
『シックスセンス』は見事でしたが、あとはもう、設定の面白さに惹かれて期待マックスで観て、何度ハシゴを外されたことでしょう。
でも観ちゃうんですよね。シャマラン。

 
最後に土台をひっくり返すギミックはありませんでした。

その代わり、ラストカットで明かされるぶっ飛びの設定。
なんと、あの作品とリンクしていた!現在続編製作中!、って、客席の私はポカーン。
「あの作品」そんなに好きじゃないし。

こうなってくると『スプリット』の謎が『スプリット』内で完結してるのかどうかが分からなくなってきて困惑してます。

『スプリット』を観返すことで「なるほど、そういうことだったのか!」とピースをはめていけるのか。

それとも続編を観ないとピースが揃わないのか。

そのあたりがモヤモヤ。

 

シャマランの今作 。

ハシゴはずしではなく、ハシゴのぼりきったと思ったら別のハシゴがあった、という感想です。

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