●遅まきながら、映画プロデューサーの荒戸源次郎さんが亡くなったことを知りました。
『ツィゴイネルワイゼン』は、野村芳太郎監督作品以外での、私のベストワン映画。
大学(文学部の演劇専修)の卒論もこの映画の分析(鈴木清順監督の手法と野村芳太郎監督の手法の対比)でした。
『ツィゴイネルワイゼン』荒戸さんの功績は、ブランクのあった鈴木清順監督に、清順美学の極致の映画を撮る場を与えてくださったこと。
そして、シネマプラセットという産地直送の上映方式。
私は『ツィゴイネルワイゼン』時はまだ高校生で、それは広島の普通の映画館で観たものの、
シネマプラセットに行ってみたくてたまらず、
数年後に『ヘリウッド』で初体験して感激したことを思い出します。
自分たちが撮った映画を自分で上映する、という手法は、今まさに私がやろうとしていることに通じており、
私もシネマプラセットの精神を受け継いだ一人です。
ありがとうございました。
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