無報酬を強いる書籍の仕事 | 檜木田正史のブログ(ツイッターより)

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ツイッターを2012年6月21日に始めました。
@hinokida_m

仕事のこと、新作のこと、講師をしている専門学校のこと、趣味のミュージカル・講談・マーダーミステリーのことなどのツイートを、ここに格納していきます(多少、加筆修正)

●小説家の知人から聞いたのですが、
彼が仕事している出版社(中堅)では、時に書籍の報酬がゼロだとか。
(ちなみに、印税ではなく買い取り方式の企画本)
「買い取り」と言いながらも、完ゼロ。
「出版不況の今の時代、出せるだけでもいいでしょ?」が出版社側の言いぐさだそうで、
知人は、そりゃ本は出したいから、不承不承従ってるとか。

いや、作家側の戦略として、
「次に繋げるために、この仕事はタダでもいいや」とか「ぜひ加わりたいので、タダでもいいからやらせてください!」という判断はありえます。私もしてます。
でも、出版社側が作家にそれを強いるのって、どうなんでしょ。

●そう言えば先日、ある編集者さんから「学生でタダで書いてくれる人いませんか?」と訊かれました。
「デビュー前の学生なんてまだ未熟ですよ」と言っても、タダならそれでもいいと。

もちろん、それが業界のすべてではないにしても、底が抜けてるって感じがします。

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