東映まんがまつり。子供の時好きだった作品を作り継ぎたい | 檜木田正史のブログ(ツイッターより)

檜木田正史のブログ(ツイッターより)

ツイッターを2012年6月21日に始めました。
@hinokida_m

仕事のこと、新作のこと、講師をしている専門学校のこと、趣味のミュージカル・講談・マーダーミステリーのことなどのツイートを、ここに格納していきます(多少、加筆修正)

8月12日のTwitterより

●今日はWOWOWでずっと、東映まんがまつりの再現をやってました。懐かしい!

私が生まれて初めて映画館で観た映画も、東映まんがまつり(ひょっこりひょうたん島のアニメ版+魔法使いサリー+キャプテンウルトラ+黄金バット)。

その後、東映まんがまつりは『長靴をはいた猫』『空飛ぶゆうれい船』『海底3万マイル』等、名作が多数。
ああ、今どうして、こういうオリジナルアニメが無いんでしょう。
一時、『未来少年コナン』や『ラピュタ』に継承されてたのに、ジブリも今は違う路線。
ああ、こういう映画こそ作りたい!


●今日WOWOWで放映してた『ホルスの大冒険』(高畑勲)では、アイヌの暮らしぶりが描かれてます。
こういう朴訥な共同体は『ナウシカ』『コナン』『ハイジ』『カリオストロ』…にも観ることができ、当時から宮崎駿や高畑勲に共通するユートピア観だったのでしょうね。
我々の世代も影響を受けてます。


●東映の「まんがまつり」(オリジナル長編アニメ+人気テレビ番組の劇場版)。
東宝の「チャンピオンまつり」(ゴジラなど怪獣映画+テレビの人気名テレビ番組の劇場版)。
この二つに夢中でした。
そしてテレビでは「NHK少年ドラマシリーズ」。やがて『新八犬伝』などの人形劇。ウルトラマン。仮面ライダー。マジンガーZ。乱歩+横溝……。

今、私が書いてるものは、少なからず、これらの再現です。
子供の頃、好きだった作品こそ、50歳を過ぎた今も自分の芯になってて、「これからは自分が本当に書きたいものだけ書いていこう」と決心した時に、浮かぶ作品です。

ですから、望むべくは、そういう思いで私が書いた『鬼眼城』や『まほろばばらぼら』を、今の子供たちが好きになってくれて、
それが心に残り、何十年後に「ああいう作品を作りたいな」と思ってくれたら。
そう願います。

そして、大人の方もお読みになって、「ああ、こういう作品に自分も夢中だったな」と胸熱になっていただければと思い、書いております。


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

★HP・・・http://hinokida.moo.jp/
★ツイッター・・・@hinokida_m
★ブログ(過去ツイートをまとめて格納)・・・http://ameblo.jp/linestaff/entrylist.html