●今日は、チケット販売前から並んだので、無声映画『忠次旅日記(染色版)』観られました。
凄い映画でした。
大河内傳次郎の哀切をおびた豊かな表情。
そして、伊藤大輔監督の、画面の構図、カットの切り返し、すべてが素晴らしく、映画の教科書になります。
どうやって照明をあてたんでしょう?
●坂本頼光弁士の映画説明も力強い。
昨日の片岡一郎弁士版は観そびれましたが、聞き比べてみたかったです。
無声映画って、こういう楽しみがありますね。
●そして、柳下美恵さんのピアノ伴奏も良かったです。
通常は出過ぎず、でも、見せ場ではうんと盛り上げる。
品があって、映画を程よく彩ります。
●神保町シアターは、良い劇場ですね。
椅子も心地いいし、スタッフも感じ良い。
番組編成も良質なのが多いです。