●今日は春野恵子さん(電波少年のケイコ先生)の浪曲でした。
浪曲といっても、1席目は『梶川大力の粗忽』の合間に無声映画『夜討曽我』を入れて、
そこは活動弁士のように、映画説明(浪曲をまじえて)というスタイル。
こういうのも面白いです!
2席目は、完全な浪曲で、『袈裟と盛遠』。
気迫がこもってて、情感もたっぷり。すばらしかった。
曲師は一風亭初月さん。
●今年に入って、神田京子さんの講談、山崎バニラさんの映画説明、春野恵子さんの浪曲と続けて聞いて、
お3方とも、分野は違えど、語り芸が冴え渡ってました。
皆、もともと天性の「華」もお持ちですが、絶え間ない努力と勉強と稽古の賜物でもありましょう。
それぞれ、講談、活弁、浪曲が本当に好きで、その発展に、なんとか努めたいとのお気持ちも伝わってきます。
だからこそ分野外のことも取り入れ、実験なさってるのでしょう。
応援します。
(一緒に何か作っていければ)