大島渚監督 傾倒してました | 檜木田正史のブログ(ツイッターより)

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ツイッターを2012年6月21日に始めました。
@hinokida_m

仕事のこと、新作のこと、講師をしている専門学校のこと、趣味のミュージカル・講談・マーダーミステリーのことなどのツイートを、ここに格納していきます(多少、加筆修正)

●大島渚監督がお亡くなりになったという報せに言葉を失いました。


大島監督も、野村芳太郎監督のもとで助監督や脚本をなさってたので(山田洋次監督と同期)、私(=野村監督の最後の弟子になります)の兄弟子にあたるのですが、それはそれとして、


30年くらい前、私は大島作品に傾倒し、よくオールナイト5本立てとかに行き、ほぼ全作品観てるんじゃないでしょうか。何度も何度も。


『青春残酷物語』『日本の夜と霧』『忘れられた皇軍』『絞死刑』『少年』『儀式』…ああ、たくさんありすぎて、書ききれない。



●世代も世情も違うのですが、それを越え、あの熱気。信念。国家にも映画界にも観客にも喧嘩を売るような作風。

客席も、その煽りに巻きこまれ、興奮が渦巻いてました。



●長回しでディスカッションをひたすら撮るという驚愕の『日本の夜と霧』(撮影は川又昂さん!)に私も熱くなり、
『帰って来たヨッパライ』『忍者武芸帳』などの実験的な手法に目を見張り…。


「挑め!」「壊せ!」、多くのことを教わりました。

ありがとうございました。




今宵はチームライターの1人と楽しく飲み、ほろ酔い加減で帰ってきたんですけどね。