スペインと日本には、
一つ決定的な違いがある。
スペインでは、
試合で使わない選手を、最初から登録しない。
「とりあえず人数を集めよう」
「いつか出るかもしれない」
そんな考え方がない。
試合に出れないならその選手が出れて
成長するチームを探す。
入団する時点で、
今、試合で戦える力があるか。
そこを厳しく見られる。
一方、日本では
「まずは集める」というチームも少なくない。
そして、集めた後に余ってしまった選手には、
その先の3年間、簡単には出口がない。
入団の時はスカウトが来て入団させる。
ただ9割がその入口の先の出口を考えていない。
だからA.B.C.Dのようなシステムに嵌められ、いつのまにかプロになることではなく、
Aに上がることに目的が変わる。
でもスペインでは違う。
よほどのことがない限り、
年間リーグ戦で10試合を下回る選手はほとんどいない。
なぜか。
グラウンドの中に、
「情」がないからだ。
他の国のことは知らない。
ただ、スペインには
こういうサッカー文化がある。
「試合に出すために選手を取る。」
だから、選手が試合によって成長していく。
