それがこのホテルの前なんです。
練習まで時間があったから2人でいつもボールを蹴ってたこの道路。
8年前の話です。
将来って本当にわからない。
今スペインにいる子も、ラドビアにいる子も、ドバイにいる子も。
祐哉のように早い段階でスペインに来て18歳までに準備する。
サッカーも
言葉も
そして18歳からチームに登録して試合に出る
22歳で2部Bは凄いと思います。
ただピピみたいに16歳でテルセーラ相手に出来る日本人もいる。
ただ9歳からこっちにいるわけです。
このスペインという国でサッカーするにはそれなりの何かがなければいけない。
もちろん正解はないですが、海外がこれだけ近くなったことは子供達にとってはプラスでしかない。
ただ逆を言えば海外が近くなった分、子供達や親が錯覚することも増えたと思います。
例えば
スペインサッカーとかバルセロナスタイルとか、いい匂いがする言葉にいくようになった。
ただやってることは別にスペインサッカーでもバルセロナスタイルでもなんでもなく、日本人がサッカーを教え、カタカナ言葉を並べてパスを早く回そう、周りをしっかり見ようとか。
誰でも言える言葉のオンパレード。
でも親が実際に現地に行ってるわけではないので、
スペインサッカーはこうか。
バルセロナスタイルはこうなのか。
と思ってしまう。
これがいいか悪いかは置いといて、これでスペインで活躍するサッカー選手になれるかと言ったら感覚的に難しいと思います。
何故なら実際にスペインでサッカー選手になってる子供を小さい時から見てきてるから。
それと比較するとやっぱり頭の中の感覚が重ならない。
これは根本的な育成の先に、高校サッカーで活躍しよう、J下部で活躍しようというのがあるからです。
10月に発売する著書に書いてますが、
〔まだ36位〕
そもそも日本の考え方は、
育成=子供を育てて成長させる。
でもサッカー強豪国は、
育成=子供が育って成長していく。
この何が違うのか。
要するに言われたことは出来る日本人と、
言われたこと以外は出来ない日本人と、
言われなくてもやるスペイン人と、
言われたこと以外にも変化出来るスペイン人と。
この違い。
日本の親に言っても文化の問題だから非常に難しいものがあります。
ルールが正しい。
ルールを守ることが正しい。
僕らはこういう文化で育ってきてるんです。
だから決まりに誇示する。
中学→高校→大学→就職
これが幸せになれる道。
だから少しでも外れると批判する。
親が必死に受験に力を注ぐ。
教育=勉学が全て。
でも逆はどうなのか。
学歴は置いておいて自分の人生を好きなように描き、努力し、生きていくのはどうなのか。
教育=自由の中で人の優しさに触れて学ぶ。
もっともっと大きな円の中で緩やかに事を考えて呼吸する。
可能性は誰にもわからないわけです。
でもサッカーは決まりを破るスポーツで相手を如何に騙すかのスポーツです。
そう考えたら文化がサッカーに合っていない。
柔道、相撲、日本は強いですよね。
日本の文化のスポーツです。
だから日本は強い。決まり毎の中で戦うスポーツは強いですが、逆は力を発揮出来ない。
海外でサッカー選手になるということは、文化を越えるということです。
アルゼンチンもスペインも、
朝は軽くしか食べない
昼はガッツリで夜もまあ食べる。
朝8時、14時、21時。
日本は朝はしっかり食べなければ力が出ない。
だから朝はしっかり食べる。
当然です。なぜなら
7時、12時、19時に食べる。
早く食べるからお腹が空きますよね。
理に適ってるんです。
だから何?
ではなくサッカーもこれと非常に共通するものがあるんです。
サッカー強豪国にはサッカー以外にも強い要因が多数あると思いますよ。



