今って色々な人が世界を知ってる風、育成を知っている風で人が集まる時代。
たまに海外に行って試合して、その感覚のアップデートなしで、
これはこうなんだ
これはああなんだ
だからこうしないといけない。
熱は非常にわかります。
でもそれが世界で活躍する選手を育てるのとどうしてもイコールになるとは思えない。
一番なぜそう思うのか。
なぜ日本で世界世界と言ってる人と、実際に僕が世界で見ているものと何が決定的にちがうのか。
指導が理論なんです。
今回改めてグランドの中の選手を見て思いました。
パスを回せ、
右から左にティキティキティキ
左から右にティキティキティキ
要するにこの綺麗なパス回しが正解だと思っている指導者があまりに多すぎること。
グランドの中にあるのは綺麗なパス回しではなく、勝つか負けるのかの二つしかない。
頭の中でパスを回しながらも常にゴールを取れる時はぐいぐいいく。
デフェンスの時は自分の後ろを取られないように、相手をぶちのめす勢いでマークし身体を張り続ける。
綺麗なパス回しはあくまでパスが一番有効だから、スペインの子供達はパスを回し相手を崩すのであって、パス回しが出来るから勝てる。
だからパスを回そうじゃないんです。
今回ビーゴで苦しんだ選手の多くは理論でサッカーをしています。
だから競争力の中で勝てない。
しかもわかってそうな選手ばかり。
問題は"わかってそう"それだけ。
だからいくときにガツンといける判断力がないし、ここはこうだ!と言い切れる動きにならないんです。
なぜこうなるのか。
凄くシンプルで指導者が伝言ゲームにリボンを付けて見せ方良くして子供達になんとなくを熱く伝えてるから。
だから子供も頭でなんとなく〜
だろうな〜
でサッカーする。
でもサッカーは理論では勝てません。
熱ければ見栄えはいい。
リボンが元〇〇、元〇〇の経験が。
その元〇〇=凄い人なんだ。
結果、
あのコーチはいいよ!
あの監督はいいよ!
なぜなら
"熱いから"
でも一番の根本に僕ら日本という国はサッカー強豪国でもなければ未だに世界では中の下。
やっぱり簡単じゃないんです。
変わるのも変えるのも簡単じゃない。
ましてや指導者はやらなければいけないことがある。忙しい。時間がない。
結果的に何十年もこれから先何百年も、動画で勉強したサッカー大好きな指導者が理論でサッカーを指導し、子供は競争力で勝てずに世界に出ても勝つことが出来ない。
これは日本のサッカーの大きな闇であり、変えなければいけない最も大事なことだと思います。
じゃなきゃ一生世界で勝つことなんか出来ないし、世界トップの仲間入りなんて夢のまた夢。
本気で世界に選手を出したいと思うなら動け。
本気で世界トップクラブに入りたいと思うなら今自分が信じてる霧を取り払い、しがらみを捨て飛び出せ。
でないと何も変わらない。
一生何も変わらない。
