恥ずかしながら私は定年まで高校でサッカーの指導者をしていたにも関わらず海外で子供達の試合を見たのは初めてでした。
日本では強豪校と言われているサッカーの監督。
試合に勝ち続ければ周りの高校からは持ち上げられ、選手権に出場すれば学校ではいつしか私に何かモノを言う人は居なくなっていました。
今回ドバイに行き世界トップの子供達を見て率直に感じたのは、これがサッカーだったという衝撃、そして感動でした。
私は自分の指導にプライドを持って35年間指導して参りました。
ただ今思うのはもっと早くこの環境を見ておくべきだったという後悔。
如何に自分が狭い世界でサッカーを指導していたかということを痛感致しました。
あのスパニッシュ対レバンテの試合。
試合後に全ての選手がグランドに入り、全員が歓喜の輪に包まれました。
私のチームにあそこまでの輪を作ることを難しいかもしれません。
やはり出れない選手は悔しさを抱え、出れない選手の親も不満がある。
それが当然。
ただあの試合が終わった瞬間にあそこにあったのは、そんな小さなことより遥かに価値がある全ての選手、親の歓喜でした。
私は定年後に初めてドバイに来て、人生で初めてサッカーとは何かを知ったような気がします。
稲若さん、どうかこれからも子供達を世界に出してあげて下さい。
私は自分の固定観念とプライドを捨てきれずに歳を取ってしまいました。
ドバイで見た光景は言葉では表せないものでした。
もし日本があの決勝の舞台に立つことが出来る日か来るとしたらその時は数多くの子供達が世界に羽ばたいている時だと思います。
決勝のレアルマドリードVSインテルミラノ。
この試合を生で見れたことは、サッカーの監督を長年してきたことへのサッカーの神様がくれたご褒美かもしれません。
ただもう30年早くこの試合を見ていたかったです〔笑〕
今回は本当に色々とありがとうございました。
これからも沢山の子供達のこと、どうぞ宜しくお願い致します。
PSポグバにも宜しくお伝え下さい。











