ちょうど20年前のちょうど今頃。
僕は高校三年生の17歳。1人は20歳。もう1人は22歳。
今は1人がJリーグのトップチームのコーチ。もう1人はJFLのトップチームのヘッドコーチ。
アルゼンチンで出会った3人です。
この時期になると卒業して海外にチャレンジしたいという子が増えてきて、それと共に親御さんも心配する声、不安な声が時を同じくして上がるんです。
それはどの時代も一緒。
どの親も不安で仕方ない。寂しいですしね。
うちも同じだったと思います。
たまにアルゼンチンから電話をすれば大丈夫?身体壊してない?
でもそんな時代を生きてきました。
僕らの時代は本当にサッカーしかなかった。
サッカーをやる以外なかったんです。
不思議なことに昔サッカー留学をしていたメンバーはほとんどがサッカー界にいます。
本当にサッカーしかなかったから何とか自分だけの道を見つけようと必死だったんですかね。
後は何もなかったからぶれなかった。
周りに流されることがなかった。
夢に生き、情熱に生き。
飯食って、寝て、サッカーして、寝て、サッカーして。
今は世の中が便利になりすぎてありとあらゆるものが見える時代。
周りとの比較。世間との比較。
だからやっぱり親は学歴を気にするんです。
僕らの時代は今より世間が見えなかった分、更に学歴を気にした時代。
だからこそ芯が必要だった。
誰が何と言おうと自分が決めたことをやり抜く芯が必要だったんです。
学歴を気にするのは学歴で生きている人ですよ。
肩書きがそんなに重要ですか。履歴書がそんなに重要なんですか。
僕らは紙の中で生きてるのではなく、人を見る目があり、人と話す口があり、人の話を聞く耳があるんです。
夢より大切なものなんかないですよ。
息子の背中を押してあげられない、不安で仕方ない。
それは親が持っている周りとの比較から来るプライドです。
学歴なんかなくても努力次第で必ず大成するので。
僕が17歳の時、アルゼンチンしかなかった。
学歴なんて一切関係なかった。
皆さんも気付いている通り社会で生き抜くのは、学歴より、行動力です。
約束を守り、誰よりも早く動き、自分が言ったことに責任を持つこと。
反対しても無駄。本当に意思が固いならいくら言っても子供が意見を変えるとは思えない。
何よりその子の人生だからね
心配より信頼してあげて下さい。応援してあげて下さい。
言えることは一つだけ。
子も親も後悔のない人生を。

