お〜お疲れ様。
しっかりやれよ!
はい!
誰だっけ?
新しく入ったマラドーナです!
今いくつ?
15歳です!
練習終わった後にボールないかグランド見とけよ
はい!
おまえ声が小さいだろ!返事は大きく!先輩には挨拶しっかりしろよ!
すいません、先輩!
これだから若いやつは困るぜ
すいません
今のは日本のマラドーナ君のケース。
ここからはアルゼンチンのマラドーナの場合。
上手い上手いと噂されてた15歳のマラドーナがトップチームに上がりました。
最初の控え室を想像してみて下さい。
今日からトップに上がりました、マラドーナです!みなさん宜しくお願いします!
っていうと思います?
これだと15歳でプロのピッチで活躍出来ないわけです。
アルゼンチンの選手は上手い選手が入ってきた場合、みんなで可愛がります。
一番最初の控え室でも、15歳が胸を張って、こんにちはと一人一人挨拶し、そこに上から何かいうことなんか絶対ないわけです。
なんでかわかります?
これは日本人には理解が難しいかな〜この文化はない。
アルゼンチン人ってまず何を考えるかわかります?
それは勝利給です。
ということは15歳の天才君がチームのために活躍してくれればみんなの元には勝利給が入るわけです。
だから絶対に潰したり上からにならない。
マラドーナはみんなに可愛がられ活躍しやすい環境におかれ、結果17歳からフル代表。
アルヘンティノスは勝利に勝利し、チームメイトには勝利給がザックザック。
マラドーナがもし15歳で練習終わりにボール拾いさせられたり、ビブス集めたりしてたら、マラドーナなんか生まれてない。
これが100年のサッカーの歴史です。
日本人の頭に少しでもそこがあれば、スポーツでの先輩後輩という最も無意味なシステムが無くなり、才能はもっと出てきますよ。
ほんとに。