アルゼンチンの名門クラブには毎週のように6歳くらいの子供からテストを受けにきます。
当然テスト生は試合の時に最初からは出れないわけです。
それは大人でも子供でも一緒。
最初はチームの選手がプレーし、テスト生に与えられる時間は後半残り長くて15分。
他の子供と同じように7歳だったこの少年にも与えられた時間は15分。
最初のファーストタッチで明らかに他の選手との違いを見せつける。
すると見ていた監督が、すぐに育成部長を呼びに。
そして育成部長がこの子を見て3分後。
フリーキックの場面が訪れます。
監督が育成部長に、”このフリーキックが入ったらこの子と契約してくれ!”
”いいだろう。”
息を飲むフリーキック。
高まる鼓動。
そして蹴った瞬間にバーを叩く。
”契約だ”
試合後にお父さんを探し、契約の話。
するとテストに来させていたお父さんがごねる。
うちは地方だから通うのが大変。せめてこのくらいは欲しい。
テストに来させて、受かったのに更にお金を要求するお父さん。
そして契約は成立。
次の週にはレギュラーで活躍してるんです。
アルゼンチンは才能は絶対に逃さない。
そしてどんな時でも貪欲。
今日一時帰国をしているアルゼンチンのラヌスでコーチをしている直樹とそんな話をしていました。
洋服もバッチリラヌス。
普通に頑張っていて叶う夢などありえない。
みんな当たり前に頑張ってるんです。
人より何倍も何倍も謙虚に努力して、その先にもしかしたらサッカーの神様がチャンスをくれるかもしれない。
あまくない世界です。
でもだからこそプロサッカー選手になるのは難しいし、続けるのは更に難しいんですね。
因みに今紹介した選手。
皆さんも一度は聞いたことがあるかもしれません。
アルゼンチン代表、背番号10リオネル.メッシ。
これは”メッシだから”じゃないんです。
あのフリーキックをバーに当てたメッシだからこそ今の彼があるんです。
チャンスは一度きり。ものにするかしないかはその来たるべきチャンスに対してどれだけ準備をしているか。
それだけです。
さあ今日はアルヘンティノスはユダヤ人選抜と練習試合。











