マラドーナの時代が幕を閉じる。 | 次世代の若者達よ、世界を変えてやれ

次世代の若者達よ、世界を変えてやれ

稲若健志オフィシャルブログ

いよいよアルゼンチンが1986年大会から28年後にやっと世界一に王手をかけるところまで来ました。

スペインが2010年優勝した時に来日していたレアルマドリードのコーチ陣が10年間という期間しっかり育成してきた子供達がようやく時代を変えてくれる。

一日一日信じて頑張ってきたことが結果として優勝という形になった。

日本はいきなり優勝、優勝と言うがそんなものではないとはっきり言われたのを覚えています。

そして一時期結果が出なかったアルゼンチンがついに我慢の時を耐え抜き決勝という舞台に駒を進めたのです。

アルゼンチンサッカーというと誰もが、攻撃が素晴らしいと思いますが、実はアルゼンチンサッカーというのは守備なのです。

日本はほとんどのチームが前からプレッシングをかけていきます。

理由は単純に自陣ゴールから遠いところでボールを奪えばチャンスになるし、ピンチも少ないということだと思うんですが、アルゼンチンはその逆の考え方が根本にあります。

ぺナルティボックスに入れられなければ自陣に近い方が相手がミスをする確率が高い。

だからボールを奪うため一気にラインを下げ、ハーフラインからぺナルティラインまででボールを奪ってそこからしっかり繋いでゴールまで持っていく。

そしてアルゼンチンはボール回しで相手に奪われないように子供の頃から教えられているのと、更に小さい頃からの遊びで体の使い方、ボールの起き場所を知っている。

そういうことが基本にあって、そこから攻撃に繋げられる力があるんです。

更にアルゼンチンサッカーの最大の特徴として、ファンのプレッシャーというのがあります。

W杯でも試合を見ていればわかりますが、アルゼンチンサポーターは世界で最強と言われ、試合で負ければとことん叩かれ、勝てばとことん賞賛を受けます。

唾を吐かれるのは当たり前、ファンの鬼のような野次にも負けず自分のプレーをしなければばりません。

なのでアルゼンチンで活躍すればヨーロッパのプレッシャーの中では充分に活躍できる訳です。

もちろんヨーロッパのチームや代理人もそのことをよくわかっています。

だからこそアルゼンチン人は最初の移籍である程度移籍金が高く設定されているわけです。

そんな中でついに後一歩まで来たわけです。

もちろん国民は今頃涙を流して喜び、騒いでいることでしょう。オべリスコの様子です。

僕は1997年に初めてアルゼンチンに行き、1998年、2002年、2006年、2010年、すべてアルゼンチンでW杯を観戦しアルゼンチン代表が全く駄目だったんです。


2006年何かはドイツ戦の直前でアルゼンチンに入り、見て負けるみたいな。


今回アルゼンチンが勝った時、色んな方からメールをもらいました。日本人にはおめでとう。


スペイン人にはメッシ嫌いだからオランダ勝つかと思ったとか。


そして現地アルゼンチン人には、『絶対に来ないで下さい!』と。


嬉しい半面、カバラ(縁起)を担ぐアルゼンチン人から言われると仕方ないと思ってしまいます(笑)。

いずれにしろ14日の早朝、アルゼンチンのリオネルメッシが優勝カップを掲げマラドーナの時代に終焉を下すことを願っています。







本当に若い時に海外に出て、それがアルゼンチンという国で、未だにその国で仕事が出来て本当に幸せだと思います。


VAMOS  CAMPEON  ARGENTINA!