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只今連載中の、ハイエースの床張り「床貼りキット君」の挫折日記です。
今回は「床貼りの重歩行用シートって?」です。
床材って沢山種類があるんです。
ハイエースの床貼りで代表的なのはクッションフロアーですね。
一般家庭用の水周りで多く、CFともいいます。
クッションフロアーはお値段もお手頃です。
でも、摩耗が激しいんですよね。
それでも丁寧に扱えば問題ないと思います。
しかし、お仕事でハードに使われている方や、または職人さんとかではさすがに気を使ってられるような状況ではないのでは…
しかも、CFでは中がスポンジのような素材でやぶける場合も…
ですが、CFは他にもにもメリットがあります。
柄の種類が沢山あるのです。
当然「床貼りキット君」でも値段が手ごろなので、CFを採用しようとも思いました。
しかし、床貼りの上では衝撃の逃げ場がなく、傷が目立つCFでは取り扱いが慎重になってしまいます。
せっかくお金をかけて床貼りをしても取り扱いが慎重で、使うのに気を使ってしまいます。
貼り替えられる事を前提に考えますと、素材が軽いので、前後に動かそうとするとずれるので、納まりがしっくりきません。
また、木材でも本物のフローリングって手もありますね。
しかし、フローリングも同じです。
味はありますが、傷つきやすいし、せっかくのフローリングが使い方によっては傷だらけに。。。
やっぱり、床貼りにするのであれあば、店舗等で使われている、業務用の「重歩行用シート」。
業界では「長尺」とも言います。
こちらは店舗やオフィスでの使用を想定しているので、断然強いのでお勧めなんです。
しかし、重歩行用シートって一般的には手に入りにくいんですよね。。。
しかも、結構いい値段するんです。。。
他にも沢山あります。
塩ビタイルやタイルカーペット。
それに柄物のじゅうたんとか。
私たちLINESではこういった素材はなんでも手に入ります。
東リ、サンゲツ、シンコール、タジマ、リリカラ、などなど・・・
コルクや磁器タイルだって、、、
車にはお勧めしませんが(^^;
で、結局採用したのが、重歩行用床シートでした。

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実のところ、採用するには戸惑いました。
重歩行用シートは若干伸び縮みがあるからです。
伸び縮みするからといっても、具体的に変化が起きているのはさっぱりわからないレベルです。
また、基本的に床シートはボディの壁の下に潜り込むように考えて制作されたので問題ありまあせん。
勿論多少の事は想定の範囲内とするように床シートも考えてカットされてます。
それに幅広の専用両面テープを6ヶ所のポイントでおっきく貼ってるので、より固定されます。
これで、張替えが可能になりました。
しかし、長尺シートは通気性が無いので、ミッションケースの盛り上がり部分に乗せると、ボディ側に貼っているアスファルトシートが、あっという間に溶け出し、ガッチリくっついてしまいました。。。
これもどう解決すればいいのか、ひたすら悩みました。
「純正に戻せる事」を断念しようかとも思いましたが、ここまで来たら引きさがる気はありません。
で、結局採用したのが、ちょっと特殊な素材です。
ここでもナイショなのですが、これをかぶせてちゃんと解決しました。
それと他にも悩まされたのは、タイダウンフックの穴。
使わない方もいるのでは?(むしろ自分は使わない方)と思い、穴はあいて無くてフックが無い状態は見栄えがいいんですよね。
そういった方の為に最初からあいてない状態で出荷させていただくことにしました。
また、穴の位置を正確に出すと、全体の個体差やキャパシティが無くなってしまうのと、フックのボルト位置も車両によってまちまちな様です。
ここでは下地板側に適度な穴があるので、触るとわかります。
使いたい方はその部分に小さな切り込みを入れてボルトを差し込み、、ボルトが垂直に立つ位置を確認しながら徐々に切り込めば納まるようにいたしました。
挫折日記、まだまだ続くんです…
さて、次回は、「床貼りキット君の作業時間」です♪
只今連載中です♪お見逃しなく♪
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