高校のときの話しです
ある日の朝
登校して下駄ばこを開けると
なんと、手紙が入っていました
・・・ひょっとして
ラブレター?
お~!!
やっと僕にも
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春が来たかぁ!
半分寝ていた頭が急に覚める
同時にムネも高鳴る
彼女いないもんね
ウワサには聞いていたけど
自分が貰うのは初めてでした
誰だろ?
自然とリズムを作って
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すぐに読みたいところだけど
時間もないし、ここは次の休憩時間を待つか
その待ってる時間の授業の長かったこと!
休憩のチャイムが鳴り
早速トイレに
大きい方に入りカギをかける
反射的にカチャカチャと
バンドを外す馬鹿な自分
・・・ちがう!
思わず笑いながら
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手紙を開くと
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味もそっけもない白い便箋に
すごく乱暴な字で
本日の放課後
学校の裏にある○○神社に来られたし
・・・これ
ラブレターなんかな?
どぅ見ても
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・・・
誰かに悪い事したか?
と、いろいろ考えてみる
そして放課後
忍び足で神社に向かい
物陰から
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まだ敵?は来てない様子
他に
この封筒に何か入っているのかと
封筒を透かしてみたり
逆さにしたり振ってみたりしてる内に
鳥居の向こうから人影が
2人・・3人・4人
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思わず
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よ!雷菜じゃないか
と
後ろから友達の声
ビクッとする僕
こんな所にどうした?
と聞かれる
その言い方だと
ターゲット?は僕じゃないよね
ひとまづ胸を撫で下ろす
手紙を見せると
隣りに居た者が
申し訳なさそうに
入れる下駄箱を間違えたと
言ってきました
呼び出しの内容は
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・・・君たちは、
こんな大掛かりなことするんかい!
僕
少しだけ寿命が縮みました
え?
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ん~生徒会やってるしなぁ
・・・ま、いいか
今回は
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火事は起こさないでね
ホッとしたし
残念だった一日でした