先週で最後の6クール目の抗がん剤投与が終了しました
6クール目は、
2日間の投薬を
1週間の間隔をあけて
2回繰り返すものです
月・火とお薬が入って、
その後は薬を体の外に出すための水分の点滴と、
『お薬の作用を抑えるためのお薬』
の点滴が数日続きます
今回使った抗がん剤は、
・メソトレキセート®
・ロイナーゼ®
で、
『お薬の作用を抑えるお薬』は、
・ロイコボリン®
です
ロイコボリン®は、メソトレキセート®の副作用を軽減するために投与します
(メソトレキセートの作用機序は葉酸の阻害、
ロイコボリンは葉酸製剤なのです)
メソを投与して48時間後から6時間おきに、
まずは8回投与して、
その後は血中のメソの濃度を検査して、
血中濃度がまだ高ければ、
追加でロイコボリンを投与します
(化学の実験みたいですよね)
体外の抗がん剤はそれほど副作用の出ない私ですが、
やっぱり、ロイナーゼ®(だと思うのですが)は
合わない
お薬の入ったその日の夜から、
胸焼けのような気分の悪さと、
翌日からは倦怠感がとても強く出ます
私の場合、倦怠感=眠気 となって出るので、
とにかく寝続けます
何をするのも面倒になって、
顔を洗うのも水だけで軽く洗って
保湿すらしない、という
女子としてありえないことをしてしまいます
とにかく、起き上がることも目を開けることも、
話すことも面倒になってしまうのです
今回は、1回目の<C-1>の時に比べても、
この倦怠感が強かった気がします
ここまで治療を続けてきて、
ひたすら強い抗がん剤を投与してきて、
骨髄さんもお疲れモードなくらいです
からだもお疲れなのでしょうね
抗がん剤への耐性の弱って、
副作用が出やすいのかもしれません
とはいえ、この副作用もお薬を入れた1週間だけで治まり、
今はピンピンしております
あとは、白血球・赤血球・血小板といった
血球の具合をみて
血球の値が落ち着いたら・・・
退院です―――
問題なければ今週末にも退院できるのではないかと思います
気が付けば、季節を2つ通り越していました
早かったようで、やっぱり長かった・・・
私はクールの節目ごとにぎゃんぎゃん騒いで
外泊させてもらっていたので、
ず―――っと入院していたわけではありませんが、
それでも、
もう入院は丁重にお断りさせていただきたいですね(笑)
まだ、退院が確定したわけではないので、
浮かれポンチで
風邪など引かないよう、気を付けます
『家に帰るまでが入院』 ですから・・・