治療の副作用
1回目の地固め療法が終了し、
白血球が60まで減少
その後、急激な立ち上がりを見せて、
先週末、外泊許可をもらい、2泊3日で外泊ができた
今回はちょうど引越しと重なったため、
部屋の片づけでほとんど終了
今日は体中が筋肉痛だ…
抗がん剤の治療に伴う副作用や、
支持療法に伴う副作用
(感染予防の抗生剤投与や吐き気止めの予防的投与など)
私は比較的副作用が少ない方だけれど、
それでも気が付くと体に変化は起きている
一番の変化はやっぱり 『脱毛』
これは抗がん剤治療をするうえで避けられないもの
脱毛対策で坊主にして、
初めはさすがに抵抗があったけれど、
病棟内ではみんな坊主
すぐに慣れてしまった
次に大きいのは 『薬疹』
予防的に使ったもの、発熱の対策で使ったもの
原因が何かは はっきり特定できていないけれど、
抗生剤の影響でお腹から胸の辺り、
下は太ももまで、薬疹ができてしまった
疑わしいお薬を中止して、
ステロイドの塗り薬をぬって、症状は落ち着いてきた
あとは色素沈着が残らなければ…
もうひとつ 『手足のしびれ』
寛解導入で使用した、
オンコビン(ビンクリスチン)という抗がん剤の副作用
22日間の治療の中で計4回、投与予定だった
私は1回目の投与の7日後くらいから、
両手の指先にジンジン感が出現
痛みはなく、正座の後のしびれのような感じ
足も同じ感じのジンジン感
これに対しては、リリカとメチコバール
という内服薬を続けている
悪化はないけれど、あまり改善もなく…といった感じだ
特に不便は感じないけれど、
触感がわかりにくいのと、薄いものを扱いづらいのが難点
この前ふと気づいたのは
『爪の変化』
根元が黒っぽく変色している
爪は根元で作られて、どんどん爪の先に向かって伸びる
普通の根元の爪が白いのは、新しくて角質化していないからだそう
黒っぽく変色した理由は抗がん剤の影響
爪も、どんどん細胞が入れ替わる部分のため、
抗がん剤の影響を受けやすい
そのため、治療した時期に作られた爪は、
黒っぽく変色してしまうのだそう
抗がん剤の投与が終わると、通常の白い部分が出てきて、
黒い部分はどんどん爪の先に移動していくらしい
抗がん剤治療を続けるとこれを繰り返すため、
黒い爪と通常の爪と、シマシマになることもあるそうだ
まさに、ナチュラルネイルアート
(拡大矢印の部分が黒い部分
)
『食欲の変化・体重変化』
多くの人が悩まされているのが、
”食べられない”こと
お腹は空くのに、食べ物を受けつけない
吐き気止めのお薬がかなり進歩していて、
ゲーゲーと吐いている人は周りにはいないけれど、
(移植前の抗がん剤は強さのレベルが違うため、別の話)
食べられない=体重が減っていく
私も、数日で良くなったけれど、
胸焼けに近い感じの気持ち悪さ、
胃や食道に空気がいっぱい詰まっているような感覚があった
身体の中で、お薬と白血病細胞が闘っているからか、
入院当初は食べても体重は減っていった
Maxで入院時から -5㎏
(治療の過程で増減を繰り返している)
以上、私に見られる主な副作用について
(そういえば、引越しの翌々日に筋肉痛が出てきた…)