前回からの続きです。

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家族と物に対する感覚(選ぶ・買う・使う・保存する…など広義で)が違うなぁと感じたことはありませんか?
同じ家に住んでいるからこそ、この違いでケンカになったり…

今回は「家族と整理収納に対する認識の違いがある場合」についての考えを書きたいと思います。



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我が家には夫の仕事に関する書類や書籍がたくさんあります。
特に書類は夫にとって必要な物(要保管)と、不要になった物(要処分)が混在しており、整理する必要があります。

この整理(仕分け)は私には出来ない作業で、夫にしてもらわなければなりません。

整理後の、処分作業や収納作業は私が担当できるので、仕分けをしてもらいたい旨と、山のようにある書類を整理することのメリットも話しています。

ですが…
案の定…「お願いね」と声をかけるだけでは、自ら進んで整理をする事はなく、書類もそのままの状態が長く続きました。
山のような書類の量に加え、普段仕事で朝から晩までいない夫に、整理に費す時間がほぼ無いことは分かっていました。

そこで!
夫にとって負担が少なく実行できる方法を考える事にしました。

①山のような書類から一部を取り出し、箱に入れる(私)
②1週間〜2週間の期限を目安にそれを仕分けてもらう(夫)
③②を処分と保管(私)

これを無くなるまで地道に繰り返す事にしました。


すると!
整理に沢山の時間を費やせない夫でも、ほんの5分くらいで仕分ける事ができ、少しずつですが前進しています😅




私にとって整理することが優先順位が高くても、夫にとってはそうではない。(必要性やメリットは理解しているが)しかし、物の持ち主は夫であり、その仕分けの判断は夫にしかできないので、かなりもどかしさを感じました。
ですが、夫の生活に対する価値観や優先順位を知り「整理収納」を無理なくできる方法を考え提案できた事は良かった点だと考えています。

一方で、書類が山のようになる前に…家に不要な書類を持ち帰らない工夫や、持ち帰ってきた書類をその日のうちに仕分けするなどの取り組みが必要だと強く実感しています。



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今回のように、整理収納に対する取り組みの優先順位や価値観の相違がある場合…
まず、その物は誰が使うのか(共有なのか、個人の物か)を明らかにした上で、対策を考えると良いのではないかと思っています。そうしていく中で、その家庭に合ったルールを見つけられるようになっていくのではないかなと思います。


書類や雑誌など、紙類に関する整理収納についての考えは…
また次回に書きたいと思います。