こんにちは。
連日ブログ書いてますねー、(自分に言ってます)
今日は初期のロメオ1についての話を少し書いてみたいと思います。
初期のロメオ1↓↑
OAKLEY X-METAL ROMEO
フレーム:エックスメタル
レンズ:ブラックイリジウム
赤のイアーソックス
シリアルナンバー:4##0(4桁)
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先ずは何が初期なのか? というところですね
ROMEO1のみならず、LINEGEARのサイトをご覧いただいたことのある方なら既にご存知かと思いますが、
エックスメタルにも世代付けというのがあります。
かなりマニアな話ですが、エックスメタルシリーズは、シリアルナンバーにてある程度、製造された時期が確認できます。
詳しくは下記リンクをご覧ください。
シリアルナンバー確認表
http://www.linegear-jp.com/page/83
初期のロメオとは4桁シリアルの9999番までの物を初期と呼んでいるかと思います。
初期(4桁シリアル)↓
初期以降(6桁シリアル)↓
そして、初期モデルには赤のイアーソックスが付いています。
(その他のエックスメタルフレームROMEOのラバーパーツは黒です)
昔、この赤のイアーソックスが欲しくて、高値を出してebayで買った記憶があります。
ちょっとした憧れだったように覚えています
レンズはブラックイリジウムで、左レンズの下の方に "X-METAL" と刻印があります。
さて、初期ROMEOのお話、僕なりに知っている範囲で情報を載せつつ、少し書かせていただきたいと思います。
一部、OAKLEYFORUM内で載っていた情報や、不確かな記憶の部分もありますが、、、
だいぶ時が経っていますので、今やネットで検索かけてもなかなか裏付ける情報を拾えない話になるかと思いますが、
その点ご了承いただければと思います
まず、ROMEOというもの
”エックスメタルブームの火付け役”
”エックスメタルの代名詞”
”トム・クルーズの映画”
”マイケル・ジョーダン"
という印象があります。
発売は1996年、OAKLEY初のエックスメタルとして初登場します。
発売前の段階では、「X-METAL1」、または「OSCAR/オスカー」というコードネームで呼ばれていたようです。
ちなみに、今ではROMEO1、と1を付けて呼ばれていますが、正式にはROMEO/ロメオです。
ROMEO1の箱
コイン
ROMEOと書いてありますね。
今ではROMEO 2 というものがありますので、それと識別するために、後にROMEO1(ワン)と呼ばれるようになりました。
話を戻しますが、
その、1996年のエックスメタル発売記念パーティーで、最初のシリアル 0001 ~ 0150 までが配られます。
知っての通り、ジョーダンのシリアルナンバーは 0023 というのが有名ですが、まさに,、その場にジョーダンもいたのだと思われます。
※flickrより引用
その後、一般向けに量産されて行き、9999番までのROMEOが初期の赤いイアーソックスが付いたモデルとして認識されるようになりました。
もう一度見てみましょう↓
カッコイイですよねー、
このブラックイリジウムの少しシルバーっぽい感じと、イアーソックスが全体を引き締めています。
今や、時代も進みましたが、この鉄板コンビネーションのROMEO1を今風に蘇らせることが出来るということに、
LINEGEARの存在意義を感じています。
レガシー(過去に築かれた、精神的・物理的遺産)をレガシーたらしめる、
アートをリアートするという、役割として、ここが忘れてはいけない、大事な事なのだと常々感じています。
もちろん、見た目だけではなく、機能的にもです。
その後、シリアルナンバーは6桁になり。イアーソックスも赤ではなく、黒が取り付けられるようになったものだと思われます。
さて、タイトルにも書きましたが、この赤ソックの、シリアルナンバー4桁のモデル、ジョーダンモデルと呼ばれているかと思いますが、
正確にはジョーダンモデルでは無いかなーというのがOAKLEYフォーラム内での見解です。
※flickrより引用
つまり、ジョーダンを広告などには起用していましたが、実際は箱などにはジョーダンは出てこないです。
Ducati JULIET
Finito JULIET、
Ichiro JULIET etc,,
あとMARSのレザーなどはパッケージが本人の物になっています。
これらはまさしく「~~モデル」と言えるかと思います。
↓MARS レザー ジョーダンモデル
ですので、「ジョーダンモデルという呼び名は後からついてきたものだよね。」という記事を読んだことがあります。
うーん、確かに。 まぁ、でも細かすぎて、今となってはどちらでもいいかなーと思いますけどね
ロメオはROMEOだから、人によって、これでロメオにハマった! というポイントは人それぞれなので、それでいいのだと思います。
とりあえず このような話もあるよ。 と言うことで書いてみました。
ちなみに僕は、前にも書きましたが、ずっぽりと目の周りをプロテクトしてくれているような装着感が大好きで、ROMEOに当時ハマりました
すでに20数年前、、、の話です
ただ、ROMEOは、もしかしたら「トム・クルーズモデル」でも通用するのではないでしょうか?
映画とのコラボなどでもかなり認知度上がったのではないでしょうか?
ROMEO1をこんなにポイっと投げ捨てる人は、今現在はいないと思いますけどねー
※Youtubeより引用 https://www.youtube.com/watch?v=0mAJilAk6_Q
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さて、それでは細かく見ていきましょうか、
まず、初期モデル、とても地金が荒いです↓
継ぎ目や、バリが目につきますね。
この武骨さが、逆に良いと思いますけどね。
ガンガン使った使用感も、自分の歴史を共にした相棒としての「味」だと思います。
そして、
↑のところに、丸いシミというか、丸いポチがあります。
新しいうちは目立たないのかもしれませんが、今までリフレッシュ等で扱ったフレームには全てついていました。
恐らく製造工程での型の関係で付いているものだと思います。
そしてオービタルスクリュー(レンズを留めている部分のネジ)は、
たまに左右違う長さが付いていることがあります↓
初期以外は、ほぼ画像手前(下)側の短いものが付いています。
これはおそらく個体差に対応するために当時のOAKLEYは二種類のネジを使い分けていたものだと思います。
LINEGEARではこれら両方の長さのネジを販売しています。
ROMEO1 オービタルスクリュー
http://www.linegear-jp.com/product/303
あと、フレームの、レンズが収まるレール↓
とても薄くて、レールが狭いです。
その後、レールは少し改善されましたが、後期のROMEOにもこのレールの薄さ(細さ)は受け継がれました。
よく、「ROMEOには個体差がある」という話を聞くかと思います。
実際、LINEGEARのレンズも、ROMEOに関しては、稀に入らないと言われることがあります。
これは、この薄いレールが原因で、レンズのカーブがレールにフィットしなくて、レンズの入りが悪いのが原因のようです。
「初期のROMEOはレンズの形状が違う。」と言っている人いますが、それは間違いで、基本のレンズの形状は変わっていませんので、レンズは世代を問わずフィットすると思います。
ただ、このレール周りのバリや、レールの深さにより、うまくレンズが収まらないという個体差がROMEOにはあります。
これは避けて通れない構造上の個体差かと思います。そういう意味ではROMEOは個体差があります。
ついでに、
ROMEOには偏光レンズのラインナップが無かったですが、これもレールが薄いので、OAKLEYの1.9mmの偏光レンズは入らなかったため、発売できなかったものだと思っています。
LINEGEARのレンズはそれらも考慮して、レンズ裏にステップ加工入れてますので、偏光でも、NXTでも大丈夫だと思います。
もしうまく取付けできないようなら、調整しますのでご連絡ください。
ふー、だいぶ書きましたね。
かなりマニア話ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。
ROMEOというフレーム、まだまだ語りたいことがたくさんある、とても歴史ある、素晴らしいものだと思います。
皆さんがロメオのこと、これを読むことにより、更に好きになって愛用していただければ幸いです。
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それでは最後に少しその他のROMEOの画像載せて終わりたいと思います。
X-METAL、TITANIUM、PLASMAこの3種類しかロメオはフレームカラーがありません。
シリアルナンバーは基本6桁の数字(初期は4桁)、又は最後にAが付いているものもあります。
基本、すべてのROMEOにシリアルナンバーは付いています。
ただ、稀に「シリアルナンバー無し」もあります。それらはワランティーフレームで、壊れたり、故障したりした際に、
代替品としてOAKLEYが保証したものです、それらのROMEOにはシリアルナンバーがありません。
ですので、シリアルナンバーが無くても本物のROMEOもあります。
PLASMA(手前)、TITANIUM(奥)
手前のプラズマはLINEGEARで販売中です。
TITANIUM
X-METAL これも販売中です。完璧にリフレッシュしています。
POLISHED これはLINEGEARでカスタムしたものです。
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それではこれで終わりたいと思います。
ホームページのほうもチェックしてみてくださいね。
Revive X-METAL !