「スイング面」とは何か?:決定版 | ゴルフ直線打法

「スイング面」とは何か?:決定版

「スイング面」とは何か?:決定版(09-01-22)念のため
最初の「「スイング面」とは何か?」(06-03-26)の議論に続き、「和魂洋才とシャフト・プレーンの罠」(06-04-10)に至るまで、様々な「スイング面」関係の話が進められました。これらの議論は内容の記述は詳しいのですが、要点の把握には使いやすくありません。そこで今回は「スイング面」という言葉の内容を簡明に捉えてみます。

先ず考えられるのは、この面を破るような動きを排除するスイングの基準面です。ホ-ガンのバックスイング面とダウンスイング面は、このようなものです。

次は、より具体的にスイングの動きそのものを指導する役割を果たす面で、これに沿ってクラブを振ることを要求します。アドレスのシャフトと目標線を含む、いわゆる「シャフト・プレーン」はしばしばこのような使われ方をしているように見えます。

更に一般的なのは、実際のスイングでのシャフトの動きが描き出す面を意味するもので、これはごく一般的に使われているものです。

ここで問題になるのは、これをシャフトの動きが描き出す「曲面」と捉えることの危険です。「曲面」というと、自然になめらかな動きの描き出す面のイメージに導かれます。ところが、スイングでは様々な曲面が次々につながって実際のシャフトの動きが出来上がるのが普通です。その典型が「核心打法」のクラブの動きで、比較的平面的な動きが急角度に向きを変えながら繋がります。

「スイング面」と言われてなめらかな面をイメージするのは危険です。その面を作り出す体の動きの仕組みを捉えなくては、ボールを打つという機械的な仕事の役には立ちません。構造の議論を欠いた「スイング面」の話は、実際のスイングには役に立たないのです。