体重移動と体の重心移動 | ゴルフ直線打法

体重移動と体の重心移動

体重移動という言葉はゴルフの話に良く登場しますが、考えてみると体重移動と言うだけではこの動きの作り方は分かりません。

何よりも問題なのは、体は動きと共に変形するということです。体を小さな部分に分割して考えれば、体重とは此らの部分に分散しているものであることが分かります。一般に動きと共に此らの部分の配置が変わります。そこで、此らの各部分の重さを体重要素と名付ければ、体の動きで体重要素の配置が変わることが分かります。

このような場合には、散らばった体重要素全体を引っ張る地球の重力は、その瞬間の体重要素全体の重心を引っ張る力と、その回りの体重要素の動きを生み出します。

体重移動と単純に表現されている動きが、実は体の重心の移動とその回りの体の動きとから出来上がっているものであることが分かります。何とも面倒な仕組みです。

実際のスイングでは体の各部はバラバラに動くわけではなく、体の仕組みで繋がっています。したがって、体の重心の移動とこれに伴う体の変形でスイングの動きが作り出されると考えることができます。

この仕組みで考えると、体の重心の移動を適切に実行すれば、それに対応する脚腰背骨の動きが生まれてスイングが実現することが期待できます。

面倒な話になりましたが、このような見方でスイングの動きを見ると「回転型」と「直線型」の構造も簡明に捉えることができます。その話は次回に。