一事に通じれば万事に通ず | ゴルフ直線打法

一事に通じれば万事に通ず

最近のこのブログには動きの詳しい構造を追求する話が数多く登場しています。手っ取り早くゴルフの腕を上げようと思っている人には、なんとも退屈な話に見えることでしょう。しかし、一事に通じれば万事に通ずで、ゴルフの技の構造を深く理解すれば、その時の考え方の展開がそのまま人生の他のことの処理にも応用できるようになります。

これは私の勝手な意見ではなく、科学哲学者マイケル・ポランニーも科学的思考法についての著書「THE TACIT DIMENNSION」で次のように書いています。「私は次のようなことを言ったのだった。私たちは、身体的過程が知覚に関与するときの関与の仕方を解明することによって、人間のもっとも高度な創造性を含む、すべての思考の身体的根拠を明らかにすることができるだろう、と。」
(「暗黙知の次元」 高橋勇夫訳 筑摩学芸文庫 36頁)

この言葉の意味を解釈すれば、体の動きを動きの感覚を通じて捉えることを試みることによって、人生万般の物事の考え方が理解できるようになるだろう、ということになるでしょう。

この解釈にも我田引水の危険が有るかも知れませんが、ゴルファーの場合、動きを繰り返し練習するだけで上達しようとするのではなく、しっかり動きの仕組みを考えるのが成功への確かな道であることは確かでしょう。