左右の脚と腕の交差連結がスイングを作る | ゴルフ直線打法

左右の脚と腕の交差連結がスイングを作る

腰回りの筋群がスイングのパワー源であることは確認しました(08-12-03)。しかしこれだけではスイングを作り出す腕の動きは分かりません。

ここで重要な事実は、力強く腕を振る脚と腕の動きの繋がりは左右が交差する、すなわち左脚の踏ん張りで右腕を振り右脚の踏ん張りで左腕を振ることになる、ということです。これは実際に様々な脚と腕の組み合わせで腕を振ってみれば分かりますが、腰の大きな筋(大臀筋)と腕を振る大きな筋(広背筋;腰の上から腕に繋がる)とがこれで自然に繋がるのです。

ところで、この組み合わせからダウンスイングの場面でのそれぞれの役割が明確になります。ダウンの最初の右脚の踏ん張りで振られる左腕の動きは、クラブの上下の動きを生み出します。これに対してインパクトの振り抜きの右腕は左脚の踏ん張りで振られるのです。これが自然で強力なダウンからインパクトの動きが生み出されます。

この左右が交差して繋がる仕組みを交差連結と呼ぶことにすれば、左右の脚と腕の交差連結の仕組みを意識して効果的なダウンスイングの実行法を固めることで、引き締まって無駄のないスイングの動きが出来上がることになります。

これに対して腰の回転で腕を振ろうとすると、十分な腕の引き下ろしが出来ないまま左脚で両腕を振る動きに入ってしまいます。この場合はスライスの動きにもフックの動きにもなり得ます。スライス打ちで苦労していた人に体の右で振ってしまうように勧めて成功した経験は、右脚体重の間に腕を振ることで左腕での効果的な引き下ろしが実現したと考えれば納得出来ます。

振りやすいクラブを握り、この左右の交差連結の効果を確認してみて下さい。