伝統的なゴルフの教え方と「核心打法」の違い | ゴルフ直線打法

伝統的なゴルフの教え方と「核心打法」の違い

伝統的なゴルフの教え方では、経験者が努力して身につけた動きの要点を寄せ集めてスイングの仕組みを教えます。これは「パワーか構造か」(08-11-21)で議論した通りで、ベン・ホーガンの「モダン・ゴルフ」も成功した自分の動きを描き出す細部の記述の寄せ集めになっています。

これに対して「核心打法」の構築では、飛距離と方向性の確保というスイング動作の目的意識に基づき、スイングを実行する体の動きの基本構造を捉えてこれらの組み合わせの試行錯誤を通じてフォームを作ることを試みています。

この試行錯誤も無鉄砲に実行するだけでは纏まりのつかないものになってしまいます。そこで地球とゴルファーの相互作用という、誰が考えても基本となる動きの構造に基礎を置くことになります。

しかし、体の動きというものは、詳しく見れば無限の複雑さがあります。そこで実用上有効と考えられる基本的な動きをいくつか捉え、これを基礎的な知識と見なしてその組み合わせで動きの構造を表現します。こうしてできる体の動きのイメージの有効性を実験で確認するわけです。

この時、基礎的な知識の明確さと実験的な結果とが組み合わされてイメージの納得度(納得出来る度合い)が決まるわけで、いろいろなイメージの比較を納得度の比較を通じて実行します。

この納得度の問題点は成功確率のような一つの数値として絞りきれないことで、論理的整合性と実用性の両面からの評価になることです。

我々の日常生活自体すべてが明瞭に割り切れるようなものではないことを考えれば、これも納得できます。逆にここには無限の前進の可能性があるわけで、ゴルファーもこの環境を甘受して前進を考えるべきです。