バックの左脚の踏ん張りの重要性 | ゴルフ直線打法

バックの左脚の踏ん張りの重要性

部屋の隅に「タイガーはもう古い?」という何年か前の雑誌の記事を見つけました。ここでは編集者との対談の中で著名なコーチであるレッドベターが様々なゴルファーのスイングの特徴を論じて、やがてタイガーに追いつくものとしてその将来性を予見しています。

今になって見ると、その予見が最も大きく外れたのが若いタイ・トライオン(Ty Tryon)で、現在のツアーに彼の姿はありません。この他に有望視されたのがCharles Howell III とオーストラリア出身のAraron Baddeley です。

現在アメリカ・ツアーでの2008年の順位を見ると、Charles Howell IIIは111位の辺り、Araron Baddeleyは29位の辺りに居ます。

そこでレッドベターの解説を無視してこれらのゴルファーの連続写真を眺めてみると、Tryonはバックで右脚、ダウンで左脚の上に大きく腰が動いています。いわゆるバックで右脚、ダウンで左脚への体重移動が明瞭に見えます。

これに対して現在最も良い位置にあるBaddeleyの場合は、明瞭にバックで左脚が踏ん張っています。もちろんこれはタイガー・ウッズの場合も同様です。マスターズの始祖ボビー・ジョーンズも、バックスイングの間に体重を左脚から右脚に移す必要は絶対にないと言っています(「BOBBY JONES ON GOLF」p.50)。

これに対して「レッドベターの100パーセント・ゴルフ」でレッドベター自身のスイングの写真を見ると、バックで明瞭に右脚に体重が掛かって左膝が右に引き込まれているように見えます。

これらの事実を見比べると、バックで体重を左脚に掛けるという動きの意識の重要性が明瞭になると思います。

なお付け足しですが、2008マスターズで優勝したTrevor Immelmanの2008年の現在の順位は22位となっています。