機械的な見方の危険 | ゴルフ直線打法

機械的な見方の危険

体の動きの仕組みの知識をもとに、これらを組み合わせ、その間の繋がりを推測することで動きのイメージを作るのが、スイングを作り上げる第一歩になります。この組み合わせの善し悪しを、納得の度合いを示す「納度」で追いながらイメージを仕上げるという、基本的な手順を紹介したので、これ以上話すことは無い感じです。

今日の話は蛇足の形で、この基本的な考え方の反例を検討してみます。これはレッドベターのスイング面の話に登場したシャフト・プレーンの利用に関係します。

レッドベターはこれに繋がる湾曲した曲面を考えて、これらの合成をスイング面と捉えていました。ところが、シャフト・プレーンの示す幾何学的な仕組みを、ダウンスイングのクラブのシャフトの動きの定規のようなものと考えると、スイングの機械的な見方が生まれます。

この見方に沿って動きを作ると、ダウンでトップからボールに向けて平面的に(スイング面のイメージで)に振り下ろし、そこから先はシャフト・プレーンに沿ってボールを押す動きに引きに入ります。

ボールから先にヘッドを左に直線的に押そうとすると、当然上体は背骨を軸に左に回る動きになります。これで背中が右を向くように回ります。右肩が落ちて何とも言えず不安定な感じの動きになります。

スイングを機械的に考える危険を示す例ではないでしょうか。