体の前でヘッドを真っ直ぐ引いてみる | ゴルフ直線打法

体の前でヘッドを真っ直ぐ引いてみる

スコアを崩すのは、飛距離不足よりも方向性に問題があるようです。これはあまり飛ばないプロでもよい成績の人がいるのをみればわかります。前回の話「オーバー・ザ・トップの対策に潜む誤解」 (08-06-11)もこれに関係したものです。

それでは方向性を確保するにはどうすればよいか。これは重要な問題ですが、此の問題を難しく考えてしまうか、あるいは全く山勘に任せて振っている傾向があるように見えます。この問題の解決の方法は簡単です簡単です。体の前の地面の上でヘッドを真っ直ぐ引いてみて、その時の動きの仕組みを確認すればよいのです。

このためには右腕と左腕の動きをそれぞれに検討する必要があります。そこでまず右腕一本でクラブを握り、これでヘッドを体の前の地面の上で右前から左の前まで真っ直ぐ左へ引いてみます。この時どちらの脚が踏ん張るかを確認します。実際に此の動きをしてみると、右脚が踏ん張って右足が地面を右に押すことがわかります。

次に左腕一本でクラブを握り、同じように体の右前から左前にまでヘッドを引いてみます。この時は左脚が踏ん張って左足が地面を右に押します。左右いずれの場合も、反対側の脚は腰の左回転を引き止める仕事をします。それぞれの動きを、同じ形の背骨の踏ん張りが支えます。

これらのことが確認できたところで、片腕の場合と同じ要領で、ヘッドを体の右前から左前まで真っ直ぐ引いてみます。この場合に、グリップを伝統的な握りから、「マジック・グリップ」に変えて引いてみます。これで二つのグリップで両腕の伸び方の違いが確認できます。

これだけの実験をしてみると、これまでの「核心打法」の話の要点が、はっきり見えてくるはずです。