インパクトのヘッドの動きを考える | ゴルフ直線打法

インパクトのヘッドの動きを考える

インパクトを強く振り抜くことだけを考えるとヘッドの動きを考えずにクラブを振り回すようになります。アウトサイドからインパクトに向けて引き込むように振る例外的な場合を除けば、インパクトのヘッドの動きは、右から外に向けて振り出しながら引き込む円周状の動きになります。

この動きの半径が短くなると、当然インパクトでボールを目標方向に打つ確率が下がります。フィニッシュのクラブの動きを見ると、半径が短い場合にはクラブを天秤棒のように両肩の上に担ぐ形になります。半径が長いとクラブが体の前から縦に振られて背中に斜めに入ります。

何年か前に家の近くのコースでツアーの競技がありました。その合間に子供達のスイングをプロが見る時間がありました。ここに集まるのは日頃からレッスンを受けているちびっ子達のようで、意気揚々とクラブを振っています。大抵の子は胸を目標方向に向けて反り、クラブを両肩の上に担ぐように振っています。

近くの打席に入った子供もこのスタイルです。ところが、これを見たオーストラリアの若いプロがこの動きを止めて、クラブは前を向いて体の前で振り抜けと教えたのです。子供は一瞬驚いたようですが、すぐに言われたように振っていました。この振り方では目標方向を向いてクラブを肩の上に担ぐ姿にはなりません。

日本の多くのプロは目標方向を向いてクラブを水平に担ぐ所まで振っているように見えます。これと縦に振り抜くプロとの成績を比較してみるのも面白いのではないでしょうか。

「核心打法」では、体の右側で振り抜く意識の動きになり、構造的にインパクトは真っ直ぐ振り抜く形になります。念のため。