スイングの動きの作り方:完全決定版 | ゴルフ直線打法

スイングの動きの作り方:完全決定版

マクリーンは1992年にX-Fctorを導入して以来体の動きの数量化に努めてきたが、体の動きの役割についての混乱は、以前にも増して増加いていると書いています(「ジム・マクリーンのTriple-X Factor」(08-04-30))。ここでの基本的な問題は、体の動きとクラブを振る腕の動きとの繋がりです。これが確定されなくては、体の動きの効果が決まりません。

「核心打法」の基礎は、右腕の内側捻りと左腕の外側捻りで腕を固める、肩と腕の「魔法の動き」です。これと「マジック・グリップ」で、クラブを体の動きに緩みなく繋ぐ仕組みが確保されます。この仕組みを使って求めるヘッドの動きが生まれるように、体の動きを作ればよいのです。この体の動きは、地球を掴む両足の「螺旋」の動きを利用して、脚腰背骨の動きの働きで実現します。

こうして「核心打法」の場合には、体の全ての動きがヘッドの動きに変換されます。こうなると、唯一の残された問題は、体の動きの作り方になります。ここで決定的な見方を提示します。

体の動きを作るには、肩と腕の「魔法の動き」で発生する体のバランスの崩れを修正するために働く神経系の自動的な働きを利用し、これが引き出す脚腰背骨の動きを積極的に利用するのです。

結局、肩と腕の「魔法の動き」で動きをスタートさせ、これで発生する体のバランスの乱れを修正する自動的な脚腰背骨の動きを利用してクラブを振るのです。これで自然に只一通りの動きが現れます。このように捉えれば、動きの転換点で「魔法の動き」を意識的に加えるだけで、後は自然な足腰背骨の動きで強力なヘッドの動きが確保できることが分かります。

頭を安定に保つ足腰背骨の反射的な動きの利用については、既に「膝の動きの重要性:続」(08-02-16)以後の様々な場所で触れています。今回の議論は、これをバック、引き上げ、方向転換、ダウン、インパクなどの全ての動きのパワー発生源として、積極的に捉えることを提案するものです。

始めは分かりにくいかも知れませんが、クラブを握って素振りをし、それぞれの転換点で「魔法の動き」を意識的に加え、これに続くヘッドの走りを体感すれば納得できると思います。むやみに体を動かしてクラブを振るのは無意味であることが分かります。これでマクリーンを悩ませた体の動きの問題は解消します。

一旦この動きの作り方が納得できれば、フル・ショットの動きだけでなく、小さな部分的ショットでも利用できます。必要な所でダウン方向にグリップを向ける方向転換の「魔法の動き」でブレーキを掛け、続く「魔法の動き」で両腕を押し伸ばすダウンに入れば、最後に強力なインパクトの動きに入ります。実際のショットで確認すれば、ダウンの両腕の押し伸ばしの効果が実感できます。

ものの考え方を追うという本来の仕事が忙しくなり、しばらくブログはお休みにします。