動きを作る動き
前回の話で、「脚が「螺旋」の動きを通じて地球に働き掛ける動きを原動力として、緩みのない腕の動きを引き出せば、良いスイングの動きが得られる」という見方に到達しました(「良いスイング=無駄な動きの排除」(08-04-16))。ここで次の疑問が生まれます。これは結局「犬が尻尾を振る」ということではないか、というものです。
これは、スイングの原因になる動きは肩と腕の「魔法の動き」か、それとも両足の「螺旋」の動きかを問う問題になります。この問題に対する答えの手懸かりは、スイングの動きの転換点で「魔法の動き」が働くという事実にあります。これについては、「「核心打法」開眼特集」(08-01-21)の中に次の説明があります。
「右腕を内側に回す「魔法の動き」を実行してみると、テーク・バック、引き上げ、「深いトップ」、ダウン、インパクト、のそれぞれの動きの開始時点で、腕の内側回転の動きが現れます。これらの動きの間は体の動きで腕が振られます。左腕にも対応する動きがあり、これらの転換点の間は、固まったグリップを体の力強い動きが引きます」
この記述の内容を詳しく検討すると、バックスイングの過程では「魔法の動き」がリードして「深いトップ」への動きが生み出され、この動きで生み出された背骨の変形を一気に打ち消すように引き戻す脚腰の動きでダウンスイングが実現する、というスイングの動きの構造が明らかになります。
静止状態からの動きを生み出す動きとしては、バックのスタートの「魔法の動き」があり、ダウンのスタートの両脚腰の動きがあることが分かります。ダウンからインパクトへの切り替えは、この強烈なダウンの動きによる体のバランスの崩れを引き戻す、神経系の働きが生み出すと考えればすべてが納得できます。
バックのスタートの「魔法の動き」が静から動への動きを生み出し、ダウンの脚腰の踏ん張りも、「深いトップ」の方向転換の動きの終期に一瞬生まれる静止から、急激なダウンの動きを生み出すと捉えればすべてが明瞭になります。もちろんこれらの動きの全てを脳の働きが制御します。しかし実際には、その内容を追求しなくても自分の意志で実現できる動きを使うわけです。
こうして「頭が犬を動かす」というのが実態であり、その効果的な実現には、バックは「魔法の動き」で尻尾がリードし、ダウンは脚腰の踏ん張りで犬がリードする形の動きが使われることになります。このように捉えれば、犬が先か尻尾が先かの議論は無意味であることが分かります。
何れにしても、今回の検討で長く問題であった「動きを作る動き」という難しい課題に対する実用的な解答が得られたわけです。これで、二重振り子のような物理的モデルでは解決できない、初期条件の設定の問題が初めて明確に処理できることになりました。
これは、スイングの原因になる動きは肩と腕の「魔法の動き」か、それとも両足の「螺旋」の動きかを問う問題になります。この問題に対する答えの手懸かりは、スイングの動きの転換点で「魔法の動き」が働くという事実にあります。これについては、「「核心打法」開眼特集」(08-01-21)の中に次の説明があります。
「右腕を内側に回す「魔法の動き」を実行してみると、テーク・バック、引き上げ、「深いトップ」、ダウン、インパクト、のそれぞれの動きの開始時点で、腕の内側回転の動きが現れます。これらの動きの間は体の動きで腕が振られます。左腕にも対応する動きがあり、これらの転換点の間は、固まったグリップを体の力強い動きが引きます」
この記述の内容を詳しく検討すると、バックスイングの過程では「魔法の動き」がリードして「深いトップ」への動きが生み出され、この動きで生み出された背骨の変形を一気に打ち消すように引き戻す脚腰の動きでダウンスイングが実現する、というスイングの動きの構造が明らかになります。
静止状態からの動きを生み出す動きとしては、バックのスタートの「魔法の動き」があり、ダウンのスタートの両脚腰の動きがあることが分かります。ダウンからインパクトへの切り替えは、この強烈なダウンの動きによる体のバランスの崩れを引き戻す、神経系の働きが生み出すと考えればすべてが納得できます。
バックのスタートの「魔法の動き」が静から動への動きを生み出し、ダウンの脚腰の踏ん張りも、「深いトップ」の方向転換の動きの終期に一瞬生まれる静止から、急激なダウンの動きを生み出すと捉えればすべてが明瞭になります。もちろんこれらの動きの全てを脳の働きが制御します。しかし実際には、その内容を追求しなくても自分の意志で実現できる動きを使うわけです。
こうして「頭が犬を動かす」というのが実態であり、その効果的な実現には、バックは「魔法の動き」で尻尾がリードし、ダウンは脚腰の踏ん張りで犬がリードする形の動きが使われることになります。このように捉えれば、犬が先か尻尾が先かの議論は無意味であることが分かります。
何れにしても、今回の検討で長く問題であった「動きを作る動き」という難しい課題に対する実用的な解答が得られたわけです。これで、二重振り子のような物理的モデルでは解決できない、初期条件の設定の問題が初めて明確に処理できることになりました。