政木博士の回転打法
政木和三博士の「ゴルフ300ヤ-ド打法」(学習研究社1985年 7刷)のスイングは、親指進行型グリップの有効利用によって組み上げられています(「政木博士の300ヤード打法」(07-12-13))。これに対して、「「臍」中心のシンプルゴルフ」 (東洋経済1994年)では、臍を回す動きに注目して動きが説明されています。
動きの図解(38-39頁)では、ヘソを右に回す動きでバック、ヘソを左に回す動きでダウンからインパクトの振り抜きとなっています。これはグリップの動きに基づく説明よりは、遙かに簡単に動きの内容を示すように見えます。
しかし、ここには重大な問題があります。立って両手を握り合わせてアドレスの構えを作り、ヘソを右に回す動きを作ってみて下さい。脚腰を固定したままではヘソが動かないのです。こうなると、ヘソを動かす脚腰の動きの作り方が基本的な問題であることが分かります。これに対する解答を試みると、次のようになります。
ヘソの裏側に近い腰椎を右に引くと、ヘソが右に回ります。これは体感的に確認してみて下さい。この動きの感覚が捉えられると、背骨の動きが分かるようになります。これで、ヘソの動きでスイングの動きをリードするというのは、背骨の動きでスイングの動きを作ることだと分かります。この動きを続けると右脚体重のトップに入ります。
トップの右脚体重の体勢から、背骨の腰椎部分を更に右に引くとヘソが左に回ってダウンからインパクトの動きが実現します。これで、右脚体重のままヘソを左に回すという意識で簡単にダウンからインパクトが実行できることが分かります。この動きでダウンに入ると、例の右の上腕内旋と前腕回内の動きが現れ、簡単にクラブが走り出します。
実際にクラブを握って試すと、確かにクラブが楽に振れることが分かります。これで複雑な動きの細部を考える必要がなくなります。ただし、この動きは、軽い動きで試してみて下さい。背骨を動かす意識でクラブを振ると、腰椎を痛める危険があるからです。
背骨の動きではなく、右脚体重のトップから、その場の脚腰背骨の動きでバックスイングとダウンスイングを実行すると考えれば、完全に安全な動きになります。ヘソの動きは、背骨の正面の動きを表すに過ぎません。しかしこれに注目して、ヘソが正面向きの時点でインパクトを実現するように腕とクラブの動きを調整すれば、方向性が確保できます。
結局、ジョーンズの打法は左脚体重のその場回転打法、政木博士の打法は右脚体重のその場回転打法と言えます。何れの打法でも、右上腕内旋の動きで腕が体の動きに繋がり、急速なダウンが実現します。このような簡明な捉え方は、背骨の動きを意識的に捉えることで初めて可能になります。
動きの図解(38-39頁)では、ヘソを右に回す動きでバック、ヘソを左に回す動きでダウンからインパクトの振り抜きとなっています。これはグリップの動きに基づく説明よりは、遙かに簡単に動きの内容を示すように見えます。
しかし、ここには重大な問題があります。立って両手を握り合わせてアドレスの構えを作り、ヘソを右に回す動きを作ってみて下さい。脚腰を固定したままではヘソが動かないのです。こうなると、ヘソを動かす脚腰の動きの作り方が基本的な問題であることが分かります。これに対する解答を試みると、次のようになります。
ヘソの裏側に近い腰椎を右に引くと、ヘソが右に回ります。これは体感的に確認してみて下さい。この動きの感覚が捉えられると、背骨の動きが分かるようになります。これで、ヘソの動きでスイングの動きをリードするというのは、背骨の動きでスイングの動きを作ることだと分かります。この動きを続けると右脚体重のトップに入ります。
トップの右脚体重の体勢から、背骨の腰椎部分を更に右に引くとヘソが左に回ってダウンからインパクトの動きが実現します。これで、右脚体重のままヘソを左に回すという意識で簡単にダウンからインパクトが実行できることが分かります。この動きでダウンに入ると、例の右の上腕内旋と前腕回内の動きが現れ、簡単にクラブが走り出します。
実際にクラブを握って試すと、確かにクラブが楽に振れることが分かります。これで複雑な動きの細部を考える必要がなくなります。ただし、この動きは、軽い動きで試してみて下さい。背骨を動かす意識でクラブを振ると、腰椎を痛める危険があるからです。
背骨の動きではなく、右脚体重のトップから、その場の脚腰背骨の動きでバックスイングとダウンスイングを実行すると考えれば、完全に安全な動きになります。ヘソの動きは、背骨の正面の動きを表すに過ぎません。しかしこれに注目して、ヘソが正面向きの時点でインパクトを実現するように腕とクラブの動きを調整すれば、方向性が確保できます。
結局、ジョーンズの打法は左脚体重のその場回転打法、政木博士の打法は右脚体重のその場回転打法と言えます。何れの打法でも、右上腕内旋の動きで腕が体の動きに繋がり、急速なダウンが実現します。このような簡明な捉え方は、背骨の動きを意識的に捉えることで初めて可能になります。